綿菓子売りのオッチャン

先日　ふと外に出た瞬間に見たのがこのオジサン


腰にぶら下げた楽器のようなものをポロンポロンとたたきながら
目の前を通り過ぎていきます、、、
そういや何度か道端で見かけたことあったかも！

なんか面白そう～！　コンプレックの奥のほうに歩いていったので
一周したらまたこっちに戻るはず（奥まで40軒くらい家があるけど
外にぬける道はないので　絶対家の前を通って出るしかないのです）

けっこう待ちました　行く先で繁盛してたんかしら？

姿が見えたわ！と思ったら　30ｍ先の家の前で車が止まって
あれ？なんか受け取ってるよ　けこう大きい！？なんだろう？



やっと目の前まで来たと思ったら　おじさん肩に米しょってます
5キロ！　顔はニコニコ　嬉しそう～！
聞いたら　この奥に住んでる人に突然プレゼントされたんだと。
いつも仏頂面で　こっちが挨拶しても無視する、、
インドネシア人にはめずらしい無愛想なご近所さんがいるんですが　
送り主はその人でした。
別に知り合いでもないのに　突然車から呼び止められて渡されたとか？
断食の直後ならわかるんだけど　なんなんでしょう？ファン？（笑）



ってことで　こんなの抱えてたら　商売できないというので
オジサン　さっさと帰ろうとしてたんだけど
その米を足元に置いてもらって　楽器演奏してもらうことに

ということで昨日に続きyoutubeにアップしました、時間かかった～。




メロディからしたら　ジャワあたりから来たものかしら？と思ったら
まじりっけのないロンボクのもんだとかで
（ヨコにジャワ人の奥さんがいて　彼女もそう言ってたので間違いないかと）

外国人（主には白人）には　ちょくちょく声をかけられるようで
「今まで4個　この楽器　外人に注文されて作ったんだよ～」って　
ちょっと自慢げに話していました　
ほんまかどうかは知りませんが1セット100万ルピアだって
（今レート￥＝120なので　8500円くらい）
なんかテレパシーで　アンタもいる？って聞かれた気がした（笑）いらん！

ふふ　ちょっと興味はあるんだけどね、って　ちょっと叩かせてもらったけど
オジサンみたいに　うまく音が出ないんですよ～実はけこう技術が必要なんだ。
たたいてる部分は海苔の缶のような（四角の）そんな大きさと材質なんです。
なんでこんな不思議な音がでるのか？それが不思議（笑）



家にいた子供達には売りもんの「綿菓子もどき」をもらって・・・
材料は何使ってるん？と聞いたら　砂糖と小麦粉なんて言ってたんですけど
砂糖の味がなんかちょっと違う感じ＾＾　食感は綿菓子でした。
もしかして　サッカリンとかチクロとか？戦後の日本じゃないですけど
（私は現役では知りませんよ）砂糖もめっきりお高いですからね～。

この綿菓子だけだったら絶対買わないですが　この楽器のおかげ（？）で
まんまと買ってしまった、、、昔の日本の紙芝居やのおっちゃんみたいなもん？
（昭和40年前半生まれまでなら分かる話でしょ＾＾；水あめとかタコの形のセンベイ）



撮影料と　お菓子4個で　2万ルピア渡したら　まぁこれでカンニンしたるわ
と言うお顔で帰っていきました　今日はタナボタのお米あるしね～
（たぶんあのお菓子は1個1000ルピアくらいか？）
最近猿回しでも法外な（5-10万）とか言うのでドキドキしたけど
まぁギャラリー2名（近所の奥さんと私）だけやしな




オジサンの後姿をみながら・・・
このオジサンがやめたら　若者でこの商売継ぐ子いてるんやろか～？
このビデオけっこう貴重なものになるかもなぁと　
ちょっとサミシー気持ちになりました。
こういう昔からのインドネシアらしいものがかなり好きです。
最近こういう人がとても貴重に感じるようになりました。


また遭ったら叩いてもらおう～♪
おっちゃん　元気で長生きしてや～

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コメント 2

綿菓子、手づかみしたら、溶けるやん～＾＾；
食べた後、ベロが真っ赤になるやつですか？
by ぶどう (2012-09-05 12:56) 

■ぶどうさん

普通の綿菓子よりなんだか粗い感じなので
オッチャンがつかんだくらいでは溶けませんでした。

で、1皿　だれか食べなかったのがあり
テーブルに3時間くらい放置してたら、、、溶けてました＾＾；
食べてないのでわからないですが　
たぶん食べたら舌真っ赤になりそうですね。


by ママハナ (2012-09-05 14:12)