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大好きなホテル [バリ]

本日31日は ロンボクだけにある不思議な風習
「2度目のレバラン」 通称「レバラン・クトゥパット」
ロンボク全部かと思ったら 西部地域のみらしく 中部、東部ロンボクでは
関係なしなんですって。。。。知らなかった。。。
今日はスンギギに至る道はかなりの渋滞のようです。。。。


今回のバリのお宿は クタにある「サンティカビーチ」
27日はいつも泊まるスタンダードなお部屋が満室
なんせ レバラン休暇でインドネシア人がどどどっと来てますから。。。。
(主にジャワ島から)しかも国内では「繁忙期」になるため
どのホテルもドメスティックは「ハイシーズン価格」

今回初めてビーチの近くのバンガローに泊まりましたが
私のようにバタバタ出たり入ったりする忙しい人には 
フロントからお部屋までの距離が遠すぎてくたびれました。(奥に長い敷地です)
翌日は普通の部屋に移動だったのですが フロントに行くと
「同じお部屋使ってください」(意味はアップグレード)との事、、、
普通だったらラッキー♪てなとこですが その日も出かける予定いっぱいだったので
あの距離を考えると。。。やっぱり普通(プレミア)のお部屋に変えてもらいました。
プレミアは2年前に改装されたモダンなお部屋で プールを中心に
ぐるっと3階建てのビルディングになっています、一番手前にあるので町に出るのも便利。

しかし バンガローのお部屋は ホテルでまったり過ごす方にはお奨めですよ。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが 屋外シャワーもありバスルームも広々、
歩いてすぐにビーチがあるのも素敵で、夜はビーチ前のイスに座って
のんびり友人とひさしぶりのワインをいただきました(Kちゃん ごちそうさま~)
ダブルベッドのお部屋のみですが 女2人で寝ても キングサイズのベッドなので
余裕の広さ、せっかくだったのに ゆっくり泊まりたかったなぁ~。

ところで サンティカクラスのホテルになると 朝はビュッフェがほとんど
ホテルに泊まって 何が楽しみって やっぱりこの朝食。
サンティカの朝食はけっこう種類もあって 普通の西洋スタイルから
日本人が喜びそうな中国粥もあり、
今回気がついたのが「インドネシア料理コーナー」
卵コーナーのように 係りの子が1人ついていて 毎日日替わりでインドネシアの
料理1品がサーブされています、この日はおなじみの「ソト・アヤム」(鶏スープ)
さっぱりとした鶏のスープにさらにレモンをぎゅっ!と絞るとさらに爽やかなお味で
朝食にもってこいでした。

 

あとは 甘そうなドーナツやデニッシュの横に はっぱにくるまれた
伝統的なバリのお菓子なんかが並んでいるのも ここの朝食の特徴です。
上新粉で作る生地の中にはお約束のグラメラ(ヤシ砂糖)と真っ白のココナツフレーク
外人向け?に甘さも控えめ 日本人の口にもとってもよく合います。
この時ばかりは ほーんとに朝から本当によく食べます。。。ははは 満足!
せっかくインドネシアに来てるんだから こういう地元っぽい食材が出てくるのって
バリに来たのね~っていうのが実感できてなかなかいいですよね。 

今回はジャワのお客さん(ムスリム)が多かったからか いつもは一緒に並んでる
「バビ(ブタ)コーナー」も 別にテーブルが用意されて 他の料理とは隔絶されてました。
こういう心使いはさすが集客力が良いホテルだけあって さすがだだな~と思いました。

 

あと お部屋で見つけたもの。そういやいつも気にしてなかったのですが 


5月にもミンピに泊まったとき スタッフが当たり前のように毎日シーツを変えていることを
問題定義しましたが こういうものを作れば わざわざ「シーツ交換不要」と言う必要はないし
普段環境問題に疎い人でも「なるほど。。。」と思うのでは?
汗をベタベタにかいた、という以外は毎日シーツを取り替えるなんて 本当は必要ないはず
「同じ料金なんだから変えてもらわないとソン!」なんていわず 
その汚れてもいないシーツのために どれだけの水を汚して 無駄な電力を使ってるか?
特に海を愛する人はこういう小さな一歩を大事にして欲しいと思いました。

いつまでもロンボクやバリの海が美しくありますように・・・・

こういう細やかな配慮ができる サンティカ、やっぱり次も泊まりたいなと思うホテルです。


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友人 2度目のお葬式??? [バリ]

27日から2泊3日でバリに行ってきました。

今回は8月に逝ってしまった友人の2度目のお葬式(?)に参加するため。
これは 【ニェカ】と呼ばれる 最初のガベンと同じくらい大事な儀式との事でした。
当初は個人で行うので来年くらいかな、と言っていたのが
サヌールで合同のニェカがあるというので 急遽予定変更。
内容はいったい何をやってるのかは???ですが 
21日からすでにそのウパチャラは始まって 23.24日がメインのウパチャラ
そして 私の参加した27日が最終日なのでした。

23.24日といえば 我が家のレバランの当日(23日が新月?)
イスラムもヒンドゥーも暦は太陰暦なので ちょうど重なってしまったんです。
しかし 日本からかけつけてそのメインの行事に参加した友人の話を聞いて
もしかして行けなくてラッキーだったかも、、、なんせウパチャラが始まったのが
24日の真夜中2時、それも延々明け方まで続いたそうなので。。。。

今回のニェカは150名分の合同ウパチャラでしたので 各家庭参加人数20名としても
150x20名=3000人!!!(多分メインの日はそれ以上の人がいたと推測)
メイン会場の寺から サヌールの海岸までの大行進中 バイパスを横切っていったのですが
その150名分の行列が終わるまでその道は当然ストップ。

故人毎にお供えを頭に載せた人と傘をさす人がぞろぞろ1列になって歩く姿は
かなりの壮観でしたね。

 

海岸では海に向かって皆がいっせいに7回お祈りをささげて 最終日の儀式は終了
通常ガベン(1度目の葬式)で海に散骨しますが この時に魂は海の上に旅立つのだとか。

 


それをこの儀式で呼び戻し 各自宅にあるサンガ(祠)に入ってもらうという事だったようで
サヌールでのウパチャラが終了したあとは すぐに自宅のサンガでマンク(お坊さん)を呼んで
またまたウパチャラ、これが前段階で 本当にその祠の中に入れるウパチャラは
28日の早朝6時に行われたそうです。(さすがに 私は不参加でした~~)
こうして友人は本当にバリの家族として奉られる事になりました。

ヒンドゥーは亡くなると通常火葬にしてしまい 灰は海に流してしまいます。
友人の住んでいた地域はある理由で火葬ができず 土葬をしましたが
体は魂の乗り物という感覚があり 魂のぬけた体は特に重要とはされないので 
土葬の場合でも日本のような「墓参り」という習慣はありません。
日本人の私にはこの感覚がかなり寂しいです。(ムスリムはお墓参りするので特に)
今回 最後にと彼女が埋葬されている墓地に行きましたが 
これからは「魂」が入っている自宅のサンガにお参りする事になります。。。

ウワサによると まだもう一度 友人関連のウパチャラが「いつか」あるのだそうです^^;
ヒンドゥの葬式事情は今回の事で少し詳しくなりました。いや~ホント大変ですね。

友人のご主人はこのウパチャラのため 1週間以上 お仕事お休み!!ご苦労さまでした~。

 

 

 

 


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正しいレバラン当日の過ごし方? [イスラムのこと]

24日は国が指定したレバラン。
オットは朝の合同礼拝に参加(7時ごろ)
公の場に行く義務はたいてい 成年男子だけなので
女は家にいていいんですよ~ ラッキー(笑)


その後は ご近所さんに挨拶回り 私の家はBTN(プルマハン)
と呼ばれる新興住宅地 たいてい地元以外の人が住んでいるので
このレバランはほとんどの人が田舎に帰省してしまい かなりし~んとしてます。
その中でもうちみたいな居残り組みは何家族かおり 家を訪問しては
1年間に知らないうちに失礼な事をしてしまったかも、、ということで
レバランには必ず「モホン マァフ ダン ラヒールバティン」
と言って 日ごろの無礼を詫びることから始まります。

我が家はお手伝いも帰ってしまうので 特別 レバラン用の食事も用意する事なく
オットのご近所友達の家で 食事をよばれてきました。
レバランといえばこれ、のようで 朝からオットの姉からも
「ロントン食べにきなさいよ~~」とお誘いがありました。

ロントンはお米を草で巻いて蒸したもの これにココナツミルクでクツクツ煮込んだ
鶏肉や卵を上からかけていただきます。あ~~美味しかった♪

 

レバランの当日はどのお宅も 菓子などを用意して訪問者にふるまいます。
どこも甘いものばっかりなので 2,3件回ると もうお腹いっぱい(笑)
食べやすいようにと フタをあけてくれるのですが 湿気の多いこちらでは
何度もフタをあけると あっと言う間に湿気ってしまうので 
自分の事じゃないのにすごく気になってしまいます。はよフタして(笑)

ご近所さんのご挨拶が済むと 今度は親戚回り うちはスンバワ出身なので
家族も帰省しちゃうので オットの姉夫婦宅とオットの叔母宅のみ
そこでも 「ロントン食べろ~」って言われるのですが もう入らないよー

そして最後はお墓参り、 初めてレバランを経験したときは 「えっ!墓参り」って
かなりオドロキましたが もう7回目 今では正月とお彼岸がいっぺんに来ってカンジ?
イスラムのお墓ですから 線香はありませんが 年に一度のかきいれ時で
バリの人たちがお墓に撒く用のお花を袋に入れてあっちでもこっちでも売っています。


ホンマ バリ人は商魂たくましい(笑)バリが発展してきたのも この商売上手に
支えられてきたんだと思います、ロンボク人よ少しは見習ってくださいよ。(マジで)

   

どこのお墓もこの日は色とりどりの花で飾られて お墓の中の人々も
一緒にレバランのお祝いをしているようでした。アミーン(笑)

公共機関は来週月曜日までお休みだそう、昨日までは祝日だったので
今日郵便局に行こうかな~んて思ってたら 義妹に教えられてが~~ん。。。
1週間も郵便休んでええんでしょうか?? ホンマのんびりした国ですわ、、、
現在は州単位で そういう事が決められているので ヒンドゥの多いバリなどでは
今日からは普通の営業だと思います。。。。
ロンボクちょっと~~休みすぎやでぇ!!!ブツブツ

 


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ロンボクの大好きな風景 その後 [ロンボク]

本日 断食明けか!と思ったら やはり24日がイドゥルフィトリでした。
しかし 宗派によっては昨日終了ってところもあり 今日はやってる人
やっていない人 バラバラでした、うちは昨日終了の宗派だったそうで
朝から普段どおり食事しましたよ~ 
あぁ 普通にご飯が食べられるって幸せ♪♪♪

ところで 今日は家族で 久しぶりに南のクタ方面に出かけてきました。

以前3月に 「大好きな風景」として 中央ロンボクの風景をご紹介しました。
その時に稲の緑が輝く田園風景の写真を撮ったのですが


そこは国際空港としての工事の許可が出たというので いつなくなっても
おかしくない、、、でものんびりのロンボクの事だから まだまだ大丈夫か?
とひそかに期待していたのですが 目の前に広がっていたのは。。。。

木々は切り倒され 土はこれからコンクリートを流し込むのであろうという
まっすぐで長い溝が延々と続き やはり新空港は現実のものなのだ、、、
という現実をむざむざと見ることになりました。
この工事がいつまで続のか?は分かりませんが 始まってしまったからには
あの美しい広大な風景はもう永遠に見れなくなってしまったと思うと
なんだか どよ~~~んとした気持ちになりました。

経済的に発展する事が 必ずしも「幸せ」につながるとは限らない。
、、、という真実に もうほとんどの人が気がついてる日本人(私)には
この「国際空港さえできれば こっちのもん!」的 現地の人の発想いは
理解できるけど したくない複雑な気分が交錯するのでした。
願わくばこののんびりムードのこの島が 隣のなんとかと言う島みたいに
変な都会にならない事希望~~~!!!


 

そして 本日は グルプックLakuen in LombokのRuriさんのバンガローにも
少しだけおじゃましてきました。
(Ruriさん めっちゃ忙しい時に押しかけてしまって 失礼しました)

当時工事中の自宅は5月に完成、本当に楽園って言葉がぴったり
数ヶ月前にも この家におじゃまさせていただきましたが
目の前の海を眺めながらテラスで過ごすひと時は いやー最高でした。

他はと言うとあれから 10ヶ月 、、、
日本じゃもうとっくに完成してるでしょうけど どっこいここはロンボク~♪ 
まだまだ色んなところが工事中。(ゲスト用バンガロー、レストラン、プール)
しかし5棟あるバンガローはすべてなんとか形になってましたよ。
1棟は ほとんど完成していました、お部屋は心地のよい広さで
女性らしいポイントがいっぱいの 使い心地のよさそうな設計
高床で部屋の前のオープンデッキからは サーフポイントがばっちり見えます。

Lakuen in Lombokは12月のオープン目指して 工事進行中です。
出来上がったあかつきには 世界中のサーファーで賑わうんじゃないかな~
年末はすでに予約でいっぱいとの事です。
あと2ヶ月ないですけど 大丈夫でしょうか~~~???

ということで Lakuenのウェッブサイトはこちら

 


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いよいよ終了??? [ロンボク]

24日火曜日が レバラン(断食月翌日)のお祭りと思ったら
「明日(23日)に繰り上がりました」という事を多数聞きました。

ということは 今日で終わりなん???

やった~~~~~きゃっほ~~~

しかし 今日からお手伝いのお姉ちゃんは田舎に帰り
私はこれから家事一切を毎日しなければなりません。
普段やりなれてないので それこそ洗濯、掃除でほぼ1日が終わります。

ロンボクは レバランの1週間後にもう一度
「レバラン・クトゥパット」という 独自のお祭りをする風習があり
手伝いさんもこれが終わるまで帰ってきてくれないんです。
本当の「試練」が明日から始まるママハナでした、とほほ。。。


ところで 今日出先から帰る途中で目撃した衝撃シーン(笑)
足でひとくくりにされ さかさ吊りで運ばれる鶏(まだヒナ)達
たまーに見かけるのですが いつも心が痛くなります。。。
どのみち殺される運命とはいえ あんまりだぁ~
ロンボク名物 アヤムタリワン(鶏の丸焼き)にでもなるのでしょうか。。

ピヨピヨ・・・・


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バッタもん天国インドネシア [インドネシア]

今日も凝りもせず マタラムモールに買い物に行ってきましたが
さすがに断食終了直前の土曜日なので 昨日にも増して すごい人でした。
他のチャクラヌガラの商店街も車とバイクと人でごったがえし・・・・
・・・・疲れた。

このインドネシアと言う国に住んでて ????と思うのが
コピー商品がまぁどこでも堂々と売られていること
小さいものだと「なんちゃってキティちゃん」「なんちゃってぴかちゅう」
などのキャラクター商品(これはほとんど中国からの輸入品)
ゲームソフト、音楽CD、DVDなどは100円くらいで手に入ってしまいます。
(正規品は500~2000円)

 

今日はブランドと呼ばれるバックの「なんちゃって版」をバシバシ激写!
売っている店は一応ちゃんとした「デパートメントストア」
書かなきゃいいものを ご丁寧にブランド名まであげての大セール(笑)
お値段はだいたい Rp150.000~Rp250.000(2000~3000円)くらい
ホンマもんの1/20~1/40でしょうか?(私自身詳しく知らない)

しかしデザインをよく見ると これってホンマのコピーなん?
というくらいダサダサのデザイン。日本ではありえないのでは~~?
(たしかに模様はルイヴィトン、グッチだけど。。。)

失礼だけど買うほうも  だいたいが「本物のルイヴィトン、グッチ」を
見たこともなんじゃないだろうかって思います、
だって ロンボクには免税店もないですしね。
なので 買う本人は きっとこれが「本物」と思って買っているような気が
しなくでもないんですけど、、。
(エラソーに書いてる私も最近のブランド事情はぜーんぜん分かりません)

というくらいコピー商品は 一般人の生活の中にも普通に存在しているのでした。
バリだと 国際線の待合で かなり「ホンモノぽい」バッタもんバッグが
けっこう売られてりしますよね、でも 所詮はバッタもん。。。

仮に私がこのいかにも「バッタもん」のバッグを買って
いそいそ日本に帰り 関空の税関を通りぬける場合 
この見るからにニセモノは果たして没収されるのかしら???と
だってあまりにも ホンマモンに見えないので、、、どうなんだろう?
と、ふと思った今日なのでした。(絶対買わないけど・笑)

 


 


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断食終盤 町の様子 [イスラムのこと]

ラマダンもいよいよ終盤だ~って雰囲気になってきたロンボクです。

昨日は午後からマタラムモールに買い物に出かけましたが
平日の2時だというのに モールの中の店はどこもごったがえし・・・

特に ルバランには「オニューの服を着る」習慣があるので
衣料品の売り場は プライスダウンのところに人が集中
あまりの人の多さに店内の冷房があまり効いてなくて
プラス空気も薄いので 腹ペコの私は途中からクラクラ目が回り
片耳がボ~~ンとこもったようになってすごく変な感じ。
ちょっと息切れもしてきたぞ。

これはヤバイ!と思ったので モールの中にあるマックに駆け込んで
緊急食糧補給をしようとしたら 
「店内では食べれません!ラマダン中は夕方5時から それまではお持ち帰りだけ」
えぇ~?去年までは大丈夫やったやん、、、、
あきらめてマックを後にした私でした。
どうやら州管轄でお達しが出ているらしい。
(アメリカ資本のマックは常にテロの対象になってるから?とも思いましたが。。)

フラフラしながら いつも航空券を発券してもらっている旅行会社に行くと
いつもは人でごったがえしてる店には人影まったくなし。。。。
働いてる方も 空腹で緊張感もないので やる気のないムードが漂ってました(苦笑)
早く終わってほしいよ ラマダン。。。。

ところで 一昨日の「ミンタ ウァン」で書いた「喜捨」の事について
私もよく分かっていなかったと 義理の妹をつかまえて聞いたところ
「喜捨」にも 種類がある事を教えてもらいました。

【ZAKAT】(ザカート)
1年で1度だけするもの; 1人につき2.5kgの米か それに相当するお金
これを 断食の最終日に差し出すんですね、子供の分も含むので
我が家では 2.5kgX5人分=12.5kgという事です。

この頃になると新聞にも「だれそれががザカートした」という記事が掲載されています。
それ見て みんな 「はっ!私もザカートの用意しなきゃって思うのかしら(私だけか・笑)

【 SEDEKAH 】(スデカ)
日常的にする喜捨はこれだそうです。
イスラムの中では 自分が得たお金の2.5%は貧しい人に与えるものであるとされています。
なので金持ちはめいっぱい、それなりの人はそれなりに 自分より貧しい人に
施し(喜捨)をせよと アルクルアーンの中書かれてあります。

昨晩はオットの姉夫婦から 「断食明けの食事をみんなで」と誘われたのですが
私は体調不良で欠席、あとからオットに聞くと 孤児院の子供らを30人ほど招待 
みんなでお祈りをして食事をしたそうです。(ちょっとしたビュッフェパーティみたいです)
オットの姉夫婦はお金持ちなので 孤児だけでなく 近所に住む学生を招いたり
時折々でよくこの食事会をやっているんです。
これが そのスデカだったのですね、、ナルホド。。。。

【 FIDIYAH 】(フィディヤー)
これが 断食をしなかった日にその代償としてする喜捨です。
通常 1回分の食事の料金くらいを 貧しい人にあげなければならないそうです。
昨日は 買い物のカートを1Mほど押してくれた人に 1000ルピア出しましたが
足りなかったってことでしょうか(苦笑) スマン。。。。

またひとつ イスラム勉強しました!(ナマケモノ並のスピードですけど・苦笑)
いつかは 「なんちゃってムスリム」を脱出する事ができますように・・・・


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マンゴいろいろ [食べ物]

東南アジアはフルーツの宝庫ということで 
ここロンボクの各家の庭先にも たいていフルーツの木があります。
うちのご近所さんはとりあえず 「マンゴ」というパターンが多い
(インドネシア語ではMangga マンガーといいます)

で、一口にマンゴーと言っても 色々種類がありますが
ロンボクで生えているマンゴ木の実はみんな 緑色です。
日本で売ってる輸入されたマンゴはたいてい 黄色なので
私も最初このマンゴを見たときは 「まだ熟れてないじゃん」と思ったものですが
熟れてもこのままなんですよね^^

一番よく見かけるのが だ円ぽい形のマンゴ
うちの庭のマンゴもこれですが 甘みが強く 青いうちは料理にも使います。 


で、ちょっと細長くて ウエストのあたり(?)がきゅっ!っとカーブしたヤツ
これは 甘みとともに 酸味がけっこうきいてて 個人的にはこのマンゴが
大好き! これよりもう少し胴体が長いマンゴもあり 同じような味だけど
名前は多分違ってたような気がします。


これがうちのお隣さんの表の庭にあるマンゴ 実に赤みがさしている
ちょっと変り種 ほかでもあんまり見たことがないんですが
なんて名前のマンゴなのかしら?お味は?と興味津々。

 


で うちとの塀の境界線を越えて その変り種マンゴの枝が
びょ~んと伸びてきているのですが
こちらの人間の解釈は 境界線を越えて出来た実はその境界線越えの人のもの
(ホンマかいなな~~~)という事らしく ひそかにこっち側に実がならないか
ワクワクしている この頃なのでした(笑)

てか 「1個わけてもらえませんか?」って言ったら済む事ですよね(笑)


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ミンタ ウァン [イスラムのこと]

断食も中ごろかな~ってくらいから 
毎日 門の外から 仕事場にいる私に向かって 
声をかける「がきんちょ」が増えだします。
(普段でも 子供~大人まで ぽつぽつ来ますが この時期は特に増えます)

アッサラ~ム アライク~ム(あなたに平安が訪れますように)
のムスリムのお決まりの文句まではいいんですが
とりあえず 声のトーンが恐ろしいくらい一緒の「おねだりモード」(笑)
「したなで声」って(合ってる?)言うのでしょうか?あれです。
間違っても 体育会系の「お~~すっ!」ではないトーン。

ほぼこの声は間違いなく 「ミンタ ウァン」(お金ください)なんですよ
なんでまぁ皆 同じ声のトーンなんだろう。(苦笑)

とにかく ラマダンの時期というのは一般的に宗教心が高まり
イスラムには「自分より貧しいものには施しをしましょう(喜捨)」の教えが
あるので この時期は普段よりゲットしやすいと思っているのか?
特に小学生の男の子がグループで回ってくるんです、ええ毎日!(笑)

もちろん うちも 多分 この小学生よりは お金のある時が多いと思う
(たまに すっからかんって言う日もあるんですけど・苦笑)
だから 喜捨はせねばならないんだろうけど オットは
「そんなん1人にあげたら 次の日は10人に増えてる
最終日だけでいいんだから 普段はあげなくていいよ」と眉間にシワ(笑)

私もその意見には 200%賛成なので いつも丁重(?)に
「サバールや~」(ガマンしてね)と言って お断りしています。
(忙しいときは 無視! ごめんよ~)

何らかの理由で 断食が出来ない場合 この喜捨によって 1日できなかった
「罪」を見逃してもらうやり方もあるらしいのですが ゲーム感覚で回ってくる
がきんちょに施すのは ちょっと違うらしい。(どうするのだろう?)

うちのファミリーの施しの方針は
「健康で働けるものには 施さない、老人、ハンディキャップで仕事をするのが
大変だろうと思われる人には喜捨しましょう」ってのがあるので
道端やモールでお金だけくれ!って寄ってくるガキには ビタ1文渡しません。

その代わり カートを返してくれた子や がんばって新聞売ってる子からは
「できるだけ」その労働に対しての 喜捨(ちょっと違うか?)をしています。
お金は毒にも薬にもなります そんな小さい頃から 物乞いで簡単にお金が入る
と知ったら きっと大人になっても ナマケモノになっちゃうでしょう?
世の中そんなに甘くないのだよ。
しかし 色々な考え方があり 100ルピア(1円)くらいと コインを
渡す人もよく見かけます、だから いなくならないんだよ~~~。

断食の最終日の夜は 貧しい村から 大人も子供も どどど~~っと団体さんで 
この日ばかりは堂々と「ミンタ ウァン」しに あちこちの家を回る姿が
見られるのでした、、、、

はっ!、、、小銭用意しとかなきゃ(せこっ!笑)
ほかにも 私の住むご近所さんは 皆 米10キロ~とか お金などを
寄付する事になっています。
スタッフ、お手伝いさんには THRと呼ばれる 断食明けのボーナスも
必要だし この時期はホント 色々出費が続くのでした。


 


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バナナ善哉? [観光情報]

断食もあと1週間になりました。

女性の場合は断食中 「不可能な日」が5-7日ほどあるので
ソンしたような得したような(それは本人の決めること・笑)
私も今日から 断食再開~~~!
途中 免罪符で毎回食べていたので ひさしぶりの本日は
ムシ暑さも重なって ちょっと辛かったです。
日本の断食のように せめて「み、、水~」さえ飲めれば
全然 楽チンなんですけどね~、って 楽したらアカンのか、ははは!

これを書いているうちに モスクから 断食終了を告げる
「マグリップ」のアザーンが聞こえてきます。
今日も 一応完走 あら 私ってば やればできるやん(苦笑)
今年は なんだか あまり苦しいと思わないんですよね、、、

私の場合は「なんちゃって」がつくムスリムですので 
断食も「神様のため」というよりは 「家族のため」(あぁバチあたりな事書いちゃった!)
手伝いさんも スタッフも なにより オットも子供も そして 親戚の人たちも
私が断食してると喜んでくれる、、、これが支えでやってるようなもんです。
ウソついて こっそり食べることもできますが そうすると
モロに顔に出てしまうタイプなので ここはやはり 嘘偽りなく、、、ねっ!

ところで 今日の断食後の箸休めならぬ 胃休め


12時間以上の断食のあと ドカ食いは体に悪いとされているので
まずは 水(美味しい~♪) そのあとはこういう甘いものでいったん胃を落ち着かせます。

バナナをヤシ砂糖(ココナツミルク少し)で甘く煮たもの
いわば バナナ善哉っていうのでしょうか?
一口 食べると 最初は本当に善哉みたいな味 そのあとにバナナの甘いすっぱい味が
ふわぁ~~っと口に広がります、ココナツミルクも入ってるので マイルド。

 

このバナナは ピサンゴレン(揚げバナナ)で使う 加熱専用のバナナ
見た目は生ではちょっと食べたくないなぁーって色、形
実際 生で食べると シブイような 表現しがたい味です。
しかし加熱すると アラ不思議~♪ 美味しくなっちゃうんですよね。

美味しいので パクパク食べ過ぎると。。。。。

もう そのあとのご飯が入りません~~~~。

ゴールはあともうすぐです、、、、ゼィゼィ(息切れ寸前・笑)


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