新聞の記事から(Jawa pos の3/17トップ記事より)



2010/3/16はバリヒンドゥのニュピ(お正月)でした。

この画像は2002年10月のバリ島爆弾テロ(1回目)の現場
サリ・クラブのあった場所。
今は当時の犠牲者の鎮魂のためのモニュメントが
元サリクラブの向かい側に建っています。

いつも車がいる いつもの道が 爆弾事件の時以降
長い時間 メインのレギヤン通りが通行止めだった記憶があります。
それ以降は このニュピの日だけが あの事件のあとと
同じ光景が見れる(セキュルティとカメラマンだけ?)
日になったんですね

月日が過ぎ この悲惨な事件の舞台も 鎮魂の時期は
インドネシアの経済成長の波におされ そろそろ終わり?なのか
サリクラブのあとも更地のままではいれないような感じがあります。

でも あの時に犠牲になった人々の魂は まだこの地に
さまよっている感じはするんですよね。



そして 3月初旬の Radar Baliより





首輪つけて 飼い主が「飼い犬ですから!」って
主張してる犬まで死んでる画像  かなりショックでした。
少し前に書きましたが バリ島の「ある地域」で狂犬病が流行っていて
一時沈静化したのか?と思っていたのですが まだのようです。

注:観光地の主なところでは まだ感染は拡大化していません

同じ時期に領事館からもお知らせがありましたので
バリ島あげて 狂犬病の拡大を防ごうという動きがあるのだと思います。

しかし登下校の子供の前でこの光景はいかがなものかと?
ちょっとうなってしまった 日本人ヨメ 約1名


以下領事館からのメール(一部抜粋)


(以下感染症広域情報)
        狂犬病~もし、咬まれたらすぐに医療機関へ(2010年3月)
1.狂犬病の発生状況
 狂犬病は日本、英国、オーストラリア、ニュージーランドなどの一部の国を除いて
全世界に分布しており、ほとんどの国で感染する可能性があります。
 毎年、世界中で5万人以上の人が狂犬病感染で死亡しており、
特にアジアを中心とした地域で発生が多く確認されていますが、
北米、欧州の一部地域でも感染のおそれがあります。

(2)インドネシア
 インドネシア国内全体の狂犬病による死亡者は毎年約100人前後であり、
バリ保健当局は、2008年11月28日に初めての感染事例が確認されて以降、
2010年3月3日までバリ州1市6県において21人の死亡(他、疑い例18人)が
確認された旨述べています。
インドネシア保健省及びバリ州当局は住民に対して狂犬病に対する啓蒙活動を行うとともに、
狂犬病の疑いのある犬等に咬まれた場合には速やかに病院あるいは地域保健センター
で適切なワクチン接種を受けるよう呼びかけています。
また、ペットに対する狂犬病予防接種も実施しており、現時点では46%が接種を受けているとのことです。

以前は他島(国)からの犬の進入を厳しく制限していたインドネシア
ロンボクもバリからのフェリーなどで 許可なく犬を持ち込んだのが発覚すれば
その場で殺されると以前聞いてはいました。
しかしバリでは 外国人が外来種の犬を飼うケースが増え 違法に持ち込まれる犬もいて
今回の狂犬病騒動にまで発展しちゃったんじゃないかなと思います。
ロンボクでは今の今まで狂犬病が発生したことはないらしいですが 
お隣の島でのお話 そのうち ロンボクでも発生するかもしれません。

とりあえずインドネシアでは不用意に犬には近ずかないほうが安全ですね。








にほんブ
ログ村