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今日の画像はすべてオットが撮りました。
私は現場には行っていないので 様子がよくわからずです#59143;



私が日本から帰って3日後 オットが
「王様から招待状がきたから スンバワ行ってくるわ~」と出かけていきました。
(じきじきに賜ったものではなくて どっかから回ってきたような。。。笑)
スンバワ島はロンボク島の東隣にあるロンボクよりも大きな島です。
オットは西スンバワのタリワンという町の出身
王様とはその町から車で2時間近く走ったスンバワブサールというスンバワで
2番目(?)に大きな町の王様の事です(もうひとつは東スンバワのビマです)

王様って、、、誰?


王様がこれからお出ましに


あっ見えた!


お~王様です!


帰ってから聞いてみると スンバワブサールの王様の即位?の式だったそうです。
この王様すでにご高齢な感じなのに なんで今更?なんですが
12年前までインドネシアの大統領だった スハルト(故人)さんの時代
ジョグジャの王様以外は その地位を弾圧されていたらしく
公な王家としての行事はできなかったそうです。(前の王様はかなり前に亡くなった)

スハルト政権も倒れ 混乱していた治安も安定して 経済も良くなった今
廃れていた王様の地位を復興しよう!ということで今回の式典に相成ったらしい。


大事な儀式の場面


そういえば オットと結婚した当初に何かの用事でオットが高校時代をすごした
スンバワブサールを訪れた際 王宮に行ったことがあったんですが。。。。
その時11年前ほどの話、、、、スハルト政権崩壊直後 国の中はとても混乱していて
各地で暴動が頻発していた時代でした(10年一昔とはよく言ったなぁ)

その王宮といわれる敷地は観光客でも出入り自由、、、だけど訪れる人もなし
ものすごく覚えているのが 王宮なのに屋根がトタン、、、、#59143;
あぁ昔の時代の話だから 王宮と言っても建物を維持するのは大変なんだろうな~
なんて思っていたんですが、、、(あまりに貧乏臭かった・・・)

おったんかい あの時王様が #59142;

なので今回 即位の式なんてきいて 超ビックリ

 


しかし 世界が均一化していく中で こういう伝統的な文化を継承していくことって
とても大事なことなんじゃないかと思います。






スンバワの王様と言っても もちろん政治的な力はなく 象徴のような存在ですが
王家が昔から統治していた地域では(遠くオットの実家の方までも管轄下だったそう)
今でも地域間の揉め事などがある場合は 王様が仲裁に入ったりするのだとか
今でもスンバワの人の心の中では信頼を得ているということなんでしょうね。



今回の式典には NTB州知事(ロンボクとスンバワは同じ州です)や
ジョグジャカルタの王族なども参加していたようで
とても盛大な式典だったようです、 参加したかったな~。




こちらジョグジャカルタの王様の奥様?






王様が昔々この土地を統治していた時は一般庶民はお顔を見ることも
できなかったんやでと オット そらそうだろう。
それが今では、、、、



こんな感じ 携帯電話で王様の姿 パチパチだよ(ウチのオットはカメラで、、#59120;)




ちなみに10年前はトタンだった王宮の屋根 ちゃんと伝統的な屋根に
なっていたそうですよ(オットはそんな事すっかり忘れていました)