ココナツミルクというのは粉末のものが日本でも買えるし
ここでもココナツミルクは サンタンと言ってよく料理にも使います。
しかしココナツクリームというのはあまり見かけた事がないので
どうやって作るのかな?と思ってたので 手伝いちゃんに聞くと
サンタンに使うような程度のココナツは使えませんよ~という#59139;

からからに乾いたココナツの実を使うんだとか?
で、オットに持って帰ってもらいました 相当乾いたココナツの実



殻がついてるので この殻剥ぎからスタート!
ナタのようなもので ガシガシと裂け目をいれて
あとは渾身の力で引き剥がしていく感じ 乾いているのでまだマシか?
この殻はよく燃えるので 燃料として使えます。




中身が出てきたけど これがまた硬い殻で覆われてます。
これもナタで割れ目をいれて ナイフでこそげ落としていきます。
この硬い殻は炭に加工されたりします。あとうまく削って器にしたりね!

実はそのまま食べられるし 若い実は飲料水にもなるし(ちょっと青臭い味だけど)
古い実はココナツオイルにもなる。

木の幹は建築材料、葉っぱは編んで使ったり 若い葉はバリのお供えの皿にもなる
捨てるところがほとんどない!南の国の恵みですね。




おっと 続き
中の実の部分は すでに芽が出てきちゃってました、スマン。





実の中身にはもう水もほとんど残ってなくて 内側の白い実も肉厚あって硬い!
通常ミルクにする実はたしかにもう少し若い感じがします。



この白い実の部分を ざくざく擦りおろしていきます。
実が硬いのでけっこうな労働です。



この フレーク状の実に少量の水を加えてから
布にくるんで 絞って中のミルクを取り出します。一番搾りですね。






搾ったミルクはお鍋にいれて 熱湯を注ぎ フタをして一昼夜放置#59137;






朝 見てみたら こんなことになってました。




あらまぁ 発酵してるのかしら?これって?
上はこんなことになってるけど 下は水です。
2層にわかれちゃったんですね。

そして これがココナツ クリーム!?
(実はすぐ使えなかったので 冷蔵庫で2日放置したあとの姿です)



実は手伝いちゃんの解説によると このまま放置しとくと
そのうち油になっていくのだとか?で 
食べれませんと言ってたような・・・#59143;

そもそもクリーム状になったものを料理で使うということを
今まで見たことがないので 真偽のほどはよくわからず。

私はこれを石鹸の保湿成分として使うので問題なし
でもできたてをちらっとなめてみましたが
植物脂肪分が多いので 濃厚でまさにクリームという味
このブログのレシピなんてとても美味しそうです!
きっと料理にも使えるはず#59126;。


生ものなので 石鹸に入れるとどうなるのか???
そのあたりがちょっと冒険、、、というところです。
そのクリーム入りの石鹸は本日仕込みました!

今月は廃油の石鹸含めて 5回も石鹸作りました・・・#59120;
しばらくは仕込まなくて済みそうです。


クリームを作るのに協力してくれた オットとヌールに感謝#59129;



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