6月のはじめに中国系インドネシア人の友人のお父さんが
亡くなったので 埋葬するときお墓まで行ってきました。

ロンボクで中国系の人の墓といえば アンペナンにある中国人墓地、
その面積はかなりのもので 飛行機の発着ルートの真下にあるので 
離着陸時にもよく見えます。

いつもスンギギに行く途中に横を通り過ぎるだけで
墓地の中まで入ったのは初めてです。(たまに観光客の姿あり)





ひとつひとつがすごく大きいので 日本みたいに
1区画がその家の墓かと思ったら、、、、なんと1人ひとつらしい#59144;。




埋葬地に行くと すでに棺をおさめる穴が掘られていましたが
なんとレンガとセメント使って地下室のようになっていました。
むむむ ということは土に還らんということね。





身内は皆白い服を着ています、韓国ドラマの葬式のシーンでも
身内は白装束だったので もしかしてアジアって実は葬式は白???
黒い服を着ていった私にオットは「それはブレ(西洋人)のやり方やで」
といわれてしまった。 う~んそうかも。#59143;
参列者も普段着の人が多かったし オレンジとか赤、ピカピカの服の人もいたなぁ





埋葬には中国系の人たちより イスラムのジルバップ
(女性が頭にかぶるやつ)の人の方が多いくらいでした。 
こういうのを見ると故人がどういうご近所付き合いしてたかわかります。
(どっちかと言うと中国人同士がっちりって人の方が多いのです)



友人は経験なクリスチャンだったので 埋葬はキリスト式か?と思ったら
日本の仏教式みたいに お香はたく 供え物はしてるし ??でした。
(中国の人は中国人というコミュニティでまとまっているので
宗教はそれほどコミュニティ形成には関係してなさそうです)




墓地まで棺を運ぶ際に 車から お札に見立てた紙をぶわ~~っとまいたり
埋葬直前にはその紙を親族で焼いたりと このあたりは中国でした。
やっぱり三途の川渡るのにお金は必要なのね。。。。




故人は83歳だったということです。まずまず長生きの人生。
亡くなる事はもちろん みんな悲しくて寂しいことだけど
子供にも孫にも恵まれ 最後はこうやってご近所さんや子供らに
見守られてあの世に旅立てるって言うこと
実は 幸せだった人生の最後を飾るイベントなんだなぁと
シミジミ、、、、#59130;

(子供の頃は普通の事だと思っていたけど、、、)

印象的だったのが 一通り儀式を終えてた親族に長老が
「ここを去るときに 絶対後を振り返らないように」と言ってたこと
故人が未練なく あちらの世界に行くためなんでしょう。




Jのパパさん あの世で楽しく暮らせますように#59130;


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