危ないよね～

我が家のお向かいさんの家が売れました、買ったのは同じエリアの御近所さん
ちなみに　1.5アール（150平米　45坪）築12年ほどの建売住宅のお値段
Rp130.000.000- 日本円で約100万円ちょっと　安～！と言ってるアナタ　甘い（笑）
当時の販売価格は約Rp30.000.000- 10年以上たった物件が4倍の値段なんです。
じゃー10年前は　円換算で25万円だったの？と言うとそうでもない。

このトリックは　為替レート。
10年以上前の円レートは　￥=20 ほど　現在は￥=120
インドネシアの通貨の価値が　1/6に減ってるってことなんです。
なので　新築当時の対円レートで換算すると　150万円ということで
今は超円高なので100万円ちょっとですけど　
去年の平均レートの￥=90で計算すると（1億3千万ルピア÷90）＝140万円と　
外貨の値段では　それほど価格は変わっていない事になります。

これがインフレの国のモノの値段なんですね。
しかしインドネシア国民にとっては　4倍の値段には変わりなし！
普通のサラリーマンじゃ　ポン！と買えるお値段ではないのです。
（でも中古はたいてい　みんなキャッシュで買ってるんですよね～なんで買えるんだ？）

キャッシュでいくら沢山持ってても　為替レートでルピア安になれば
通貨の価値は落ちるので　紙屑になってしまいます。
なので　みんな必死になって土地や金を買い込むワケです。

その10年落ちの建売住宅。
もともとは　建売会社が広い土地を買い上げ　区画を区切って同じ企画の家を作り
お客さんに売るのですが　コストを下げるために　材料はお粗末なものが多く
ひどいのがセメントの配合率がかなり低く　中にはセメントのほかに　
サンゴを燃やしたものなどを混ぜる事もあったりで　家の質はかなり低いらしい。

今回お向かいの家を買った人は　さっそく中の改装工事にかかっていたので
むき出しになっていたカベの中をのぞくと　あれ～～！！



オットが少し触っただけで　腐食した鉄筋がボロボロ崩れていきます
てか　もう鉄筋の役目を果たしてないんじゃないの？？？＾＾；
見るんじゃなかったって思いました

塀の部分だったので　家の部分の鉄筋はもしかして違うかも（なぐさめにならん？）

この家は平屋のままなんですけど　あとから2階に建て増ししてる家
けっこうあるので　もしかして　中のホネが本当に骨粗しょう症状態だったら
大きな地震が来たら　。。。。。OH NO !!!　




こわい話はこっちに置いといて・・・・
お向かいさんの工事が始まって　はや10日　以前は小さな店をやっていたので
この家には塀がなかったんですが　今回塀と駐車場の屋根を作るため作業してます。
駐車場の屋根＋門扉は鉄製なんですが　工場であらかた形を作ったものを
現場で溶接するため　約4日間　でっかいコンプレッサーが入って
日中どんどこどどどどっど～～ど～～～の爆音が目の前で鳴り続け　
一日家で過ごしてる私は　最後には頭痛がするほどでした、、、
やっと終わったかと思ったら　昨日から　仕上げの石を張る作業で　
石を切る　ちゅぃ～～～ん、の爆音！
玄関脇には死ぬほど石が詰まれてたけど　この石切り作業はいつまでするんやろ？

その塀の石の仕上げ　端を45度のナナメに切って　切り口が見えないように
加工してるんですが・・・・



ムムム。。。。。隙間がいっぱいあるぞ～（汗）

もし自分の現場だったら　またもや　ひえ～～な状態なんだと思います。
よい勉強になりました（笑）

しかし　やっぱり天然の石はいいですね～。



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コメント 2

鉄筋、もしかしてコンクリートのせいとか？？？
まぜる砂の塩分が強いとこうなるってのを聞いたことがあるような、ないような...
ロンボクも島なので、砂に塩分が混ざりやすいのかも。
でも、そこまでチェックできませんもんねぇ～
見なかったことにしときましょう。＾＾；
by akko (2009-03-02 15:11) 

akkoさん
鉄筋の腐食は　御指摘のとおりセメントに混ぜる
砂の質　とこっちは　ブログにも書いたけど
サンゴを焼いて粉にしたものなんかを
セメントの補助材として入れてたりするんだって。

家の本体の鉄筋もこんなんだったら　かなり怖い状態ですわ。
地震でいっぱつ崩壊もありえるかも。

そんな家を10数年前の4倍の値段で売れる
インドネシアの状況もすごいよね。

今度お金たまっ「たら」　土地を買いあさろう（笑）

by ママハナ (2009-03-02 20:11)