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お誕生日が年に3回あるバリ [バリ]

連日バリの話題ばっかり(苦笑) 
一応 メインはロンボクの話題なので忘れないでくださいね^^

今回 バリに行ったりきたりしてる時には ↓の話題の友人宅に居候
去年 念願のマイホームをバリの中でも流行(?)のエリアに持ったのでした。
そんなエリアなので 見た目は普通の住宅街なのに 外人率がかなり高いらしく 
近所の地元がきんちょにまじって金髪の男の子が一緒に遊んでたり 
ドーベルマンやゴールデンレトリバーが優雅に散歩してたりと
バリはやっぱりコスモポリタンな島なのだな、と改めて思うのでした。

「年中 ウパチャラな日々のバリ」にふさわしく(?)泊めてもらった日は
友人の次男のウパチャラがありました、その名は「オトン(笑)=オトナン」
オトンって関西弁では「お父さん」を呼ぶときに使う呼び方ですが。
バリでは誕生日の事 この日は8月4日 
しかし次男たっくんのホンマの誕生日は12月26日・・・
バリでは ウク、サカという2つの暦ですべてが回っていて 
このどちらかの暦上での誕生日が 2006年8月4日というわけ、
しかし8月4日は「西暦上」の日なので このバリの暦とは全然一致しないのです。
あ~~ややこしい・・・・。(来年のこの日は誕生日ではない)
そして もうひとつの暦上での誕生日がもう一回来るわけで 
1人の人間で1年間に3回誕生日があることになる。。。らしい(多分・笑)
(バリの暦で2回と 西暦の【役所に届けた】誕生日が1回)

誕生日なので エライお坊さんを呼ぶほどでもないようで 
この日ははるばるヌガラと言う 北西の村から来てくれた 
友人のご主人のお兄さん夫婦が オトンの儀式を取り仕切りました。

友人曰く 今の親戚も若い世代になってきて ウパチャラを自分たちでできなくて
このお姉さんを頼りきり状態・・・・先はどうなることやら^^;との事。
バリの人は皆 昔ながらの生活にいまだどっぷりと思ってるアナタ、ぶーっ!
都会の暮らしは核家族化が進み お供えのチャナン(草のお皿に色々のったアレです)も
町では買う人もかなり増えているらしく 若い女性はチャナンを作れない人も多い(らしい)
経済優先の生活は こういうところにも 少しずつ変化をもたらしているのです。
バリの文化が好きな私には少し寂しい話であります。(やっぱり大変なんだろーなと理解はできるが)

こちらの画像は 亡くなった友人を送るために集まったバンジャールのイブイブたち
みんな こういう儀式のたびに寄り集まっているので なれた手つきで
供え物を作っておりました 生前の友人もちゃんと参加してお手伝いしてたらしく


「上手に作ってたよ~」と皆口をそろえて 彼女を褒めておりました。
チャナン作りも 上級技の「ポトン」(草をカットする役)もさせてもらってたそうで
いやはや 本当にバリの生活になじんでいたんですね。。。。。

都会に暮らし 昔からの習慣を忘れ 合理的に生きようとする現在バリ人、
都会に暮らしながら 外国人でもバリの昔ながらの生活になじもうと生きた友人
彼女にはその生活がいかに素晴らしいことなのかが分かっていたんでしょうね^^


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akko

バリってやっぱりいつでもお祭り~ ^^♪
しかし、自分達でできないって深刻ですね。
日本もそうですけど、なんだか寂しいです。
都会の合理的な生活は確かに鬱陶しい事は少ないかも知れないけど、一旦昔の習慣とかが消えてしまうと、後で「あの生活が良かったなー」なんて思っても、ほとんどの場合もう無理ですもんね。
大切に守ってほしいなぁと思ってしまいます。
ウパチャラ、早くお姉さんの後継者を見つけないといけませんね。^^;
by akko (2006-08-23 11:07) 

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