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本日 ニュピ(バリ ヒンドゥーの正月)也 [観光情報]

今日はニュピ(ヒンドゥーサカ暦の新年)で インドネシアは祝日です!

バリ島内では異教徒といえど 家から1歩も出れませんが
イスラム多数のロンボクではさすがにそこまで規制できません。

ということで 昨日見る事ができなかった オゴオゴが少しでも見れればと
マタラムモールの周辺まで行ってきました。

バリ人はバンジャールといわれる自治体で運営されていて
たいてい区画毎にまとまって生活しています。
モール周辺のチャクラヌガラは バリ人が多く住む地域です。
大きな通りはさすがに通行止めにはできませんが そこから入る
辻はほとんどの道を立ち入り禁止にしておりました。
この中に住んでる人 異教徒でも多分出入り厳禁なのでしょう。
(こういう人々は どっかに避難してそうですけどね)

道の入口の見張り役として 昨日役目を終えた オゴオゴが鎮座しているところもあり
車を少し動かしては止って 写真をパチパチ!!
オゴオゴって元来 悪者(のはず)なので たいていは怖い姿で迫力があります
今回は娘3人を乗せていったんですが オゴオゴを見ると「ぎょえ~~~!」
知ってるくせに かなりびびっていました(笑)夜なんんかに見たらおしっこちびるかも。

毎年 こうして見学しに来るオゴオゴ
バリは10年前くらいから 「このオゴオゴ お金かかってるな~」と
関心するような出来栄えのものを沢山見かけていましたが
当時 ロンボクのオゴオゴとバリのを比べると 大人と子供くらいの出来栄えの差がありました。
しかし 今日見たのは 昔の事を思えば どれもよく出来ていましたね。
個人的には 子供っぽい 素朴なオゴオゴもけっこう好きです。

来年こそは ロンボクのオゴオゴのパレードが見たいもんです。

そもそもなんでニュピの日は外に出てはダメだというと 
バリ・ヒンドゥには この世には「善と悪」が存在するという事が前提で
いつもは身をひそめている「悪=オゴオゴ?」が 1年に1度だけ
自由にシャバを歩きまわれるように、だから他の日はおとなしくしていてちょうだいね!
という日だったような。。。。間違ってたらゴメンなさい。


ところで 今日は ついでにモールで買い物しよ~と思って出かけたのですが・・・・・
モール、ルビーも全ぶお休み! ちょっとショックでしたが
考えてみたら 沈黙を守っている バリ人が多く住む集落の近所で 
ショッピングセンターだけが堂々と営業しているのも あまりいいものではないですよね。

経済優先の社会ではこんな事は考えられないでしょうけど 
経済よりも 宗教、慣習重視 異教徒同士でも お互いの宗教観を尊重、協力する
こういうところがインドネシアの良いところですね。
人間が精神的に健全に生きていくためには こういう考えってとても大切なんだと思いました。


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cotopapa

“エコノミックアニマル”と日本を例えたのもアジアの外相(パキスタン?)だったと思うけど、日本で、それも都会ではこういった行事っていうのは、警備だの防犯だのってうるさくなっちゃうかもね。

確かに、ママハナさんとこの間あった時も宗教的な違いは話してたよね。精神的に健全かあ。。。そんなに日本って荒んでるのかな。

たしかにのんびりはしてないけどね(笑)。
by cotopapa (2007-03-19 22:34) 

ママハナLombok

coto papaさん
おはよ~! 
こっちは 民族単位の宗教があって当たり前の社会(コミュニティ)なので
そもそも 宗教が個人のもので 無宗教でもOKという日本とは
基本的なスタンスが違いますよね。

コミュニティ単位で宗教が違うのは それはそれで火種になる場合も
あるけど やはりよりどころ?「自分がいる居場所」みたいなものが
あるかないか というのは精神的な安定度が違ってくるような気がしますよ。
まぁ インドネシアも近代化が進み 都会に人口が増えて
こういうよきコミュニティのあり方も 都会では通用しなくなってるのかもしれませんが。

昔の日本も 高度経済成長の時でも正月くらいは休んでたけど
最近は そんな普段と変わってないやん^^;
そういところかな。。。。
by ママハナLombok (2007-03-20 08:40) 

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