小さなことから [暮らし・海外移住]
私のように インドネシア人のご主人やヨメさんを持ってる日本人
ロンボクでは とりあえず知ってるだけで15人くらい
私のブログを見てくださってる方は やっぱりご主人がロンボク出身とか
彼氏がロンボクの人とか そういう人も多い。
いずれは インドネシアに移住したいと思ってます、というお便りも
けっこうよくいただいてます^^
しかし共通の悩み(?)が 移住してはたして何する~?
現在ここに住んでる方って 勤め人というのは少数派で
自分達で起業してる人がほとんどです。
その商売も 宿泊業が割合的に多いですが これは結構な元手が必要
(土地も建築費も年々うなぎのぼりの上昇。。。。)
うちのような旅行業、ジュエリー販売業などの客商売。
画家さんとかスペシャルな業種の方も。
まぁ こんな感じですが 何をするにせよ 元手は必要。
うちのダイビング業をたとえると まず船(エンジン)、送迎の車、タンク
コンプレッサー、器材などなど イントラのライセンス取るまでの費用を含めると
やっぱりけっこうな費用が必要です。(うちは ちびちび揃えました・笑)
バリで起業してる 小学校時代からの友人は 色んなことに挑戦するで!
というバイタリティの持ち主(私と同じ年の女性です)
彼女が以前 「意外と儲かるのは カキリマとかワルンやで~」と言っていた。
(ちなみに彼女は バリで寿司屋とシルバーショップを経営 忙しくしてます)
ワルンとは庶民向けの食堂 カキリマは行商の屋台のこと。
で、先日 オットと話をしてたら
うちがよく利用するマルタバ屋さんの話がでました。
このマルタバ屋さんはいつも同じ場所に夕方になると屋台をひっぱってきて
同じ場所で商いしてるので ワルンとカキリマの中間?かな~?
なんだかんだで もう3年以上同じ場所でやってはりますが
出身はジャワ島なんです。この商売をするためにロンボクに来たらしい。
マルタバ屋さんは 毎日午後2時ごろには 屋台を引っ張ってきて
いつも位置で 開店準備を始めます。
4時ごろには まだお客はいてないので 作り置きしておける
ブキスをせっせと製作、そして 夕暮れの5時~6時くらいになると
お客がチラホラ マグリップのお祈りのあとが本格始動で
夜は11時すぎまでお店を明けてるみたいです。
すっかり常連なので よく買うブキス(1個Rp1.000)などは
10個買うと 1個オマケしてくれたり ちょっと嬉しいサービスも
忘れないところがニクイんです。
このブキスは当初はやってなかったのですが 1年ちょっと前くらいから
店に置くようになりました 待たずに持って帰って 気軽に食べれるので
ついつい買ってしまいます。まんまと作戦にはまった(笑)
夜はだいたいいつ行っても マルタバ(餃子のようなお好み焼きのような)や
テランブラン(回転焼の大きい感じ ホットケーキのようなとも)が
焼きあがるのを待つお客さんで賑わっています。
(文字の色が変わっているところクリックで過去の記事に飛びます)
客単価はおそらく Rp15.000~25.000(150~250円)ってとこじゃないでしょうか?
一般的な屋台の価格にしたら ここのマルタバはちょっと高め
でも材料もけちってないし 美味しいから リピートして買うお客が
多いんじゃないかな~? 安くてマズイよりは ちと高めでも美味しいの!
そのあたりの客層がついているのでしょう。
ということでけっこう繁盛している様子。
売り上げですが 「少ない日」でもRp800.000-(8000円)はあるんだとか。
きっとよく売れる日は 1万円くらいくのかな?
食材原価率30%としても儲けは5000円ちょっと この売れない日が続いても
5000x30日=150.000円程度は利益があるということ。
(ショバ代なんかも必要だと思いますが・・店借りるより安いはず)
日本だとアルバイトの日給だけど ここで1日5000円はけっこう大きいのです。
商売を始めるにあたって必要なのは この屋台と調理器具など
屋台は最近では1台Pp7jt(7万円)くらいするんだそうで
なんだかんだで 総額10万円くらいあれば開業できるということに。
ちなみにカキリマの場合は 日本のように保健所に届けが必要とか
そういうこともないようです(まぁこれもいいのか悪いのかってとこですが)
大阪時代の知り合いで バブルの時期に居酒屋をチェーン展開して
成功した人がいたのですが 当初は屋台を一人で引っ張ってたそうです。
引き寄せの法則の事書いたばかりでしたけど
この人もきっと「いつかは自分の店持つぞ!」という 確固たる信念を持って
毎日 屋台ひっぱってがんばっていたんだろうな~と思います。
カキリマをしなさいとお勧めするワケではないですが
日本にいても インドネシアにいても
最初からバ~ンと勝負できる資金とノウハウがあればいいですが
ない場合、、、は こんな事からコツコツとというのもありですよ。
というお話しです。
日本よりははるかに気軽に商売が始められますが
このマルタバ屋さんのように長く商売を続けられるのは
やはり「味!」「場所」「適正な値段」がバッチリだったんじゃないかと・・
そして 「私の商売はかならずうまくいく!」という信念があったのでしょう。
(この気構えが大事なんだと 思うようになりました)
屋台を作ったから すぐ儲けられるというものではないのはどこでも一緒
引き寄せの法則といえば
私が参加してる 人気ブログランキングも
数ヶ月前は50~30位くらいを行ったりきたりでしたが
ある日ふと「もうちょっと順位上がってほしいな~」と思い
ブログのレイアウトやプロフィール写真を変えたり
記事の写真をもっと大きくしてみたり ボタンの位置を変えたり
みなさんにクリックしてもらうには どないしたらええのやろ?と
その考えが芽生えた瞬間にいろいろ変えてみたりしました。
結果は自分でも驚くくらいの急上昇で 今は10位圏内に入っています。
自分の「がんばりたい!」オーラがみなさんに伝わった、嬉しい~
と モチベーションをあげる大事さに気がつきました。
順位にこだわると それも煩悩になっちゃうので ほどほどに
これからも張り切ってブログ更新しようと思うこのごろです。
ということで 今日もポチリ☆とよろしくお願いします。
いつもありがとうございま~っす♪
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いやぁ〜、イイですね〜。
僕は日本で、何とかして自分のお店を持ちたい人のお手伝い的にお店を作ったりしてますが、最初の鬱陶しいくらいの熱い思いや、信じる力を受け取りながら進めていくって感じの、そんな仕事は凄まじく楽しいのです。
そのうちロンボク島でも日本の食べ物屋(アレンジは必要でしょうけど)、誰かやらないかなぁ〜。と思ってます。
・・・ご近所で、広島風お好み焼きを焼きながら、九州弁ナマリで英語を話して、日本人観光客相手のボッタクリ屋台を見かけたら、きっと僕が働いてるかもしれませんけど。。。
by さかざき (2009-06-27 21:05)
ロンボクやスンバワでは屋台&カキリマにはお世話になりました。
州水産局の一角に事務所を構えてた時、毎日昼前にカキリマが待機してました。
(しかも子供連れ、おい!子どもは学校に行かんかい!)
って、「Biasa」と「Istimewa」の違いは分かるけど、「Spesial」と「Super」があるって、どういう意味?
by ツカヤン (2009-06-28 00:33)
■さかざきさん
儲かる儲からないは したいことが実現できるとは
結びつかないとこが ・・・・ですが
情熱というのは 万人でなくとも 少数の人でも
きっと伝わるんちゃうかな~と思います^^
とりあえずは さかざきさんはオーナーさんの
情熱に取り込まれて(笑)動いちゃってるわけですから。
あ、、、先日の蔵?っぽい物件 なんか直感で
ええかんじやなぁ~と思いました。
あそこも何かのお店になるのでしょうか?
ロンボクにも美味しい日本食屋 ホンマできてほしい。。。
2年前にできた店は 最近クローズしちゃったんです。
日本食って いまや日本人より ヨーロッパの人とか
白人さんに大人気ですから 材料さえ調達できれば
繁盛してるトラワンガンあたりでは 採算とれそうかも・・・
なんせ今ある サカナ取る人(2文字でなんと言う?笑)は
なんちゃって寿司だし。。。。。(ネタがなにげにヤバそう)
天ぷらと寿司の特訓してロンボク来てくれると嬉しい。
お好み焼きは、、、大阪風でオタフクソースかけたの
食べさせたことあるけど、、、うけませんでした。
あのソースの味があかんそうです(一番美味しいのに!!)
■ツカヤンさん
カキリマでよく食事されてたのですね。
うちは作ってくれる人がいるので 外食はたまにですね。
近所にウマイとこもっと増えるといいなぁ~
[Istimewa]と[Spesial]ってイネ語か英語ってだけで
意味は特別で一緒ですね、、、そういえば^^
とりあえず値段があがるたびに ちょっとずつ入るものが
豊富になるってことしかわかりません~~
今度聞いてみよ~~。
by ママハナ (2009-06-28 21:38)
>蔵っぽい物件
は、残念ながら農業用の倉庫として使われておりまして、向かいにある元コンビニ風の田舎の商店跡の物件で、ちょいと洒落たお店を作って、地元の農家と協力体制をつくりながら、フレンチの職人が営む、家庭的なフレンチ+イタリアンなレストランをやります!って予定です。
>サカナ取る人(2文字でなんと言う?笑)
もしかして「漁師」?ですかね。
>天ぷらと寿司の特訓してロンボク来てくれると嬉しい。
天ぷらはヘンなかき揚げとかつくれそうだし、鮨はもうぅ・・・何でも来いっ!って感じになりそうですね〜。「青物がホントに青いんですねー。」なんて言いながら食べてそうな気がします。
>オタフクソース・・・・うけませんでした。
あのソースの味があかんそうです
うわぁー、あれのどこが気にイランのでしょうか?
(そーいえば、ソースっぽいものってあんまりないみたいですよね?)
・・・大丈夫っす。カープソースもスターソースもブルドックソースもありますから。。。
by さかざき (2009-06-30 09:49)
■さかざきさん
>地元の農家と協力体制をつくりながら、フレンチの職人が営む、家庭>的なフレンチ+イタリアンなレストランをやります!って予定です。
もうそれ聞いただけで ヨダレ(笑)
隣で採れた畑の野菜が即食べれる=新鮮でオイチー♪
いや~ホンマ さかざきさんて
クリエーターやなぁ~~~。
サカナ取る人=漁師 ピンポン~
一応のれんわけらしいですが バリの本部とは
実は別ものらしいです。。。。
以前トラワンガンに泊まった時にチョバしたんですけど
ネタケースに並んでるのは マグロとシロだけ、、とか
そんなんやった気がします。
以前 バリの漁師で「大丈夫かな~」って思った
マグロの刺身食べて 見事に食中毒になってるので
ネタ見て やっぱりヤバそうやなと思って
細まき1本だけ(根性ナシ・笑)
こわごわ食べると美味しさも半減ですね(笑)
やっぱり南国でエアコンも効いてない店で寿司って
イメージ的にねぇ。。。
ソースに関しては オタフク、、、というより
あのソース味そのものが こっちにない味なんで
食に保守的なこっちの人に受け入れられるのは
なかなか大変そう。
ケチャップマニスとかにして 日本人的にはえ~?な
味とかのほうが受けそうな気が・・・・
でもそうなるとすでに日本のお好みとは言えませんね。。。
バリの大文字ってお好み屋も美味しかったのに
もうクローズしちゃったし(知名度の差か?)
やっぱ海外で日本食は 寿司、テンプラなんでしょうねぇ。
by ママハナ (2009-06-30 20:55)