うちのネコの事ですが [生き物]
ひさしぶりにネコの事を書きます。
14年前にロンボクに来たときから飼っている
じーさん猫のタマ 年齢14歳
去年の秋くらいから鼻の頭の傷がなぜだか ず~~っと消えなくて
年末にいよいよ これは変だ!ってことで 獣医に連れて行きました。
こちらは人間様のような検査はしてくれません
すべて先生の勘が頼り的なんだけど これがまたけっこう当たってる
今回の診断は 「抗生物質を飲ませて治らなければ 多分糖尿病
そうなると 年も年だからもう治らないよ」の冷たい一言
この時注射を打たれたのはいいけど 翌日から容態が悪化して
なんかもう死んじゃうんじゃない??ってくらい苦しんでました
先生どんだけ濃い注射打ってくれたんよ
サイワイ一命は取りとめたものの 鼻の傷はやはり治らなかった。
これでタマちゃんの病名は糖尿病と決まったわけですが
最初はかすり傷くらいの傷が だんだん大きくなって
今年の4月くらいにはもう鼻がなくなっていました。
5月頃からタマはもう歩きまわることもなく 眼をとじて
じ~~~っと1日座って 寝るようになりました。
鼻なくなってるんだから そら痛かろう、、、
年に2度 ロンボクを訪れる ノルウェーのSさんが
このタマの状態を見て 帰り際にオットに
「この子がどれだけ辛いのかわかってるの?
なぜ 安楽死させてやらないんですか?」 と言ったらしい。
(ご本人 飼ってた犬が不治の病にかかり 安楽死させたそうです)
正直 ショックでした、、、安楽死なんて
あまりに辛そうな姿を見たら あの年末にころっと死んでたほうが
こんなしんどい目にあわずにすんだよな~って思った事はあったけど
さすがに 自分の手で家族みたいな猫の命を閉じるなんて。。。
タマがもしそう望んでいるなら話は別だけど そんな権利
私にないし、、、でも楽にさせてやりたい気持ちもわかる、、でも!
もうここからブレまくりです。
でもこのブレは自分がこの苦しみから 逃れたかっただけかもしれません。
毎日見てるのはホンマに辛いし しんどいですから。
ネットで少しでもいい情報がないかと 調べてたところにヒットした日記
画家のミロコマチコさんの猫 鉄三君のお話 「猫の病気のこと」
(こちら クリックでその日記に飛びます)
タマと同じく糖尿のニャンコちゃんでした。
彼女はそんなぼろぼろの鉄三君にずっと寄り添って
最後まで一緒だった、、、、
読んでいるうちに タマの姿と重なってしまって泣いてしまいました。
でも これを読んで ノルウェー人のSさんに言われて
グラグラしてた気持ちが しゃんとなりました。
ミロコさんの日記をよめてほんまによかった
日記から移動したら 別のページには 素敵な動物や植物の絵が
いっぱいありました、、、すごく素敵な絵です。
ミロコマチコさんのwebsiteへ
タマは鼻がないので嗅覚もほとんどないようで 食べ物の好き嫌いが
以前より激しくなって しかも私の手から少しずつやらないと食べません。
なんか老人の介護してるみたいな気分(苦笑)
その食も 昨日あたりから急におちてきてて ほとんど食べず。
それを見た 通いの手伝いMちゃん 「なんで捨てないんですか?」
オイオイ!!
手伝いだけじゃない オットの友達で この休暇にこっちに帰ってた
銀行マンの夫婦のヨメも 「なんで捨てないの???」
は~これがインドネシア人のおおかたのペットに対する考え方???
なんというか 所詮動物は動物 「家族のような」なんて感覚は
まず皆無、、、、だと思います。(良い悪いの判断ではなく そういうこと)
いらなくなったら 捨てればよい^^;
日本でも そういう人が増えているようですが
(いらなくなったら 保健所に持っていく、、)
こっちのほうは 最初から所詮動物って程度の考えしかないので
まだマシ(シンプルで、、、ははは、、、)かも知れませんね。
でもって ノラを扱う保健所のようなところもないので
野良猫は日本と違って 自由~~! 猫にも生きる権利はあるんだよ
って その辺首輪つけずに歩いてる猫を見ただけで
保健所行きになる日本よりは 幸せかもと思う(食うのは大変だけど)
しかし こんなのもあります
うちの3軒隣のご近所さんとこも 虚勢避妊しない猫を飼って
どんどん増えて困るというので
え~~~?って これはもっと理解しがたいんですけど
みかん箱3段重ねくらいの檻に 成猫5匹
この乾季の冷え込む夜に 外においたままです。
たまに檻を洗う(近ずくと強烈なニオイ)ので その時猫たちは
一時的に開放されるみたいですけど 見るだけで泣けてくる
飼い主に うちに譲ってくれと言ったんですが 却下されました。
一応これでもちゃんと飼ってるつもりのようです。
この写真に見えてる八われネコは車にひかれました。
お母さんネコのストライピーは昨日見たらまたお腹が大きくなってた!
あ~~ 今度獣医に連れていかなあかんな~とも思うけど
これもネコが増えたら困るという 「自己都合」なんですが・・。
ノラちゃんを外で見るにも 限界があります
タマのおかげで いろんな人の 動物への扱い方がわかって
なんだかすごく勉強になりました^^;
治らぬなら 死ぬまで待とう ホトトギス
治らぬなら 安楽死させよう ホトトギス
治らぬなら 捨ててしまえ ホトトギス
ってどっかで聞いたような????
苦しいだろうけど ちゃんと最後までみるからね タマ
もしかして 奇跡が起こって タマ復活、、あってほしい。
14年前からタマと一緒に飼っていた 白黒ブチのプーは
風来坊のまま去年の11月24日から帰らず ちょうど9ヶ月
もうここにはいてないような気はするけど
ある日ひょっこり帰ってきそうな気もまだしてたり。
気持ちに区切りがついていません。
オットの友人がくれた フサフサ猫のマル
この子の親も 飼い主が最近だれかにくれてやったらしいです。。。
(世話をしてくれてた手伝いさんが急死したという理由)
なんだかな~。
そのうち猫のノロイがくるぞぉぉぉ~~~
ブログランキングに参加中 皆様のご協力お願いします。
お久しぶりです。
ママハナさんのブログ→ミロコさんの日記にとび、朝からグショグショです。
実家で16歳のパグ犬を飼っていますが、耳は聞こえず、目は見えず、
歩くことは出来ず、という寝たきり状態。
母はそんな老犬の介護を3年間しており、疲れきっていますが、
やはり「安楽死という選択肢はない」と言っています。
西洋人との考え方の違いなんでしょうね、日本は義理人情、浪花節的なのかな(笑)
ウチの犬は、こっちが何を言っても聞こえないし、目を合わせることもできませんが、
それでも家族がそばにいること、寄り添っていることは感じているようで、
それに反応がある限りは、やっぱり安楽死なんてさせられないと思います。
ママハナさんも思いは、きっとタマちゃんにも伝わっていますよ!
by ごろごろ (2012-08-24 09:42)
こんにちは。ままはなさんのご近所の猫たちかわいそー。完全な虐待。何のために飼ってるんでしょうね。私のお隣さんは毛が抜けるからという理由で身重の猫を車でどっかに捨てに行きました。最後まで敏感なのは聴覚だそうです。たまちゃんは、ままはなさん御家族がいつもそばに居てくれてること、ちゃんとわかってると思いますよ。
by ままきらん (2012-08-24 15:54)
■ごろごろさん
やっぱり大方の日本人には安楽死って選択はなさそうですね。
皆さんのご意見もすごく心の支えになりそう。
西洋人のS氏には 私がすごく残酷なことをしてると
思われたみたいで ほんまに心外でした^^;
しかし東洋人の私としては 本人(猫)が望んでもいないのに
かわいそうだから安楽死っていうのも エゴなような気がして・・
先日来た お医者さんと看護士さんのお客様に聞いてみたんです。
日常生き死に身近にかかわってる人だったら どう思うかと。
でも人間のことではないので やはりここは飼い主さんの意思
じゃないかなと言われました ははは^^;そうですよね。
西洋人はその辺 ドライですよ~ともおっしゃってられた
やはり考え方の違いなんだと思います。
ただ中途半端が一番ネコにとっても私にとっても
よくない事だったので こうと決めたからには
ぼろんちょの雑巾みたいになっても 最後まで見ようと・・・
子供のためにも(子供は安楽死なんて絶対反対)
そうしようと思いました。
ご実家のパグちゃん 3年も寝たきりなんて・・・
たしかに口で言うほど 一緒にいるのって実は大変
今回体験してみて実感しました。
しんどいけど いままで一緒にいて楽しかった事を
ふと思い出すと がんばっちゃおう~ってなるんでしょうね。
これまた 私も1年たらずのことやし がんばらんとと思いました。
ありがとう。
■ままきらんさん
西洋人もインドネシア人もある意味ドライな人が多いんだと
この話を書いて あらためて納得したけど
インドネシア人は責任を放棄するって意味では
やっぱりあかんよな~っとは思いますね。
そういうの子供も見てるし 大きくなったら同じようになるんだろな
ゴミと一緒ですね、、、、大人ができないから子供もできない。
この国が経済だけ先行して発展するのが恐ろしいですね。
お隣のニャンコはそう 虐待そのものです。
でもあんまり付き合いのない人だから 変なこといえないし。
オリを掃除してるときは お気に入りのミケちゃん
うちに遊びに着たりするんで そのまま保護しようかと思うけど
やっぱりバレると よくないので、、、
またネコもアホなのか?せっかく逃げるチャンスなのに
逃げてなかったりするんですよね 不思議。
タマ 朝から口元に魚を持っていっても食べてくれません
まだちゃんと歩いてるんですけど、、、食べないとダメですよね。。
最後まで安心してられるように 見守ってやりたいと思います。
ありがとうございます。
by ママハナ (2012-08-24 17:47)