ロンボクの老人ホーム訪問 [ロンボク]
ロンボクにも老人ホームがあります。
といってもどこにあるのか知らなかったんですけど
今回 リピーターのお客さんが「行ってみたいんですけど」の一言で
よっしゃ~じゃー見学に行ってみましょうとなり さっそく行ってきました。
場所は我が家で車で5分とかからないところで いつも通っている道沿い
マタラム大学の敷地のすぐ横にありました。
国が運営しているところなので 土地はと~っても広く ゆったり~~。
受付で見学をしたいと告げると どうぞ~~という感じで 応じてもらいました。
ここで暮らすお年寄りは約100名足らず、何人かで1棟のユニットになっていて
小さいけど個室と共同のバスルームと談話室の構成です。
私たちが訪問すると すぐにじーちゃんばーちゃんが なんやなんや!?てな感じで
談話スペースに集合~~~(笑)お客が日本人というのでちょっとした娯楽か?(笑)
案内してくれた職員さんがいろいろ教えてくれましたが
入居条件は 60歳以上であること、健康であること、貧困層で身寄りがない、
あっても経済的に面倒が見れない と数項目のチェックポイントがあります。
これをパスして入居できれば 基本的に費用は全額国が面倒見てくれるので「タダ!」
しかしこういう老人ホームはぜんぜんまだ一般的ではなく ロンボクではここ1箇所
バリもやや規模の大きな施設が1箇所 ジャワはジョグジャにあるだけ(ジャワは実はもっと
あるんじゃないかな~と思いますが 正確な情報つかめず)だそう。
きっとこういう場所を必要としてる人はごまんといてそうですが
きっと知らない人が多いんじゃないかな。
広大な土地の各施設も案内してもらいました。
デイケアセンターもあり ここでは週2回 朝7時から 周辺からお年寄りが集まり
ゲームや歌を歌ったりして遊ぶのだそうです。日本のデイサービスと同じですね。
ただし送迎は各個人で、日本のような食事や入浴サービスはありません。
共同作業所では お年寄りがクルップ(せんべい)を作って それを販売するのだとか。
いくつになっても社会的に活躍できる場があるっていうのは とてもいいことだと思います。
日本の援助で作られた立派なゲストハウスもありました。
ま~~こういっちゃなんですが 日本は借金大国 0歳の赤ちゃんも含めて国民1人あたり
600万円の借金があると何かで見たことがあります。
一応先進国という肩書きがある限りは国際貢献というのはしなきゃダメだと思うのですが
さして活用されていなさそうな施設に何百、何千万ものお金をつぎ込むのか??
一応今でもちょこっと日本政府に税金払ってる身にとっては ちょっと疑問。
(すべてがこういうふうなお金の使われ方をしてるとは言いませんが・・・・)
デイサービスや入居者、職員のための テニスコートとお祈りのための立派なモスク
簡単な診療ができる施設、ここには結核病棟もありました。
「よかったら結核病棟も完全防備でご案内します!」って言われましたが丁重にお断りしました。
敷地内には緑もたくさんあり 食べることにも 寝るところにも困りません
入居してるじーちゃんばーちゃんもインドネシア人らしいのんびりムードの人たちばかり
なんか私もおばあちゃんになって 娘に見放されたら ここでのんびりでええやん!
と思ってしまいました、それまでにインドネシア人にならなきゃ(笑)
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