娘の断食

断食3日目　
初日は土曜日で　仕事がお休みの人も多かったけど
お昼の頃はいつもは外でたむろってる人影がほぼ０

いくら毎年断食をしている人でも　初日はやっぱりキツイのでしょうね。
（朝はさぁやるぞ～と気合はいってますが　午後からが正念場なのだ）
翌日は日曜日だったけど　やっぱり家の前はし～～ん
みんな寝てる？　

今日月曜日からは　娘達の学校も再開で
帰りがいつもより１時間ほど早くなっただけで通常授業

グスドゥール（アブドラマン ワヒド大統領）の時は
断食の月　まるまる学校が１ヶ月お休みなんてのもありました。
100％ムスリム国家じゃないのに　これはありえんでしょう～
このお休みは評判悪かったのか１回で終わりました。

この間小学３年に無事進級できた　うちの長女
（インドネシアでは成績があまりに悪い場合小学校でも落第あります）
今年から「完全断食に挑戦」！宣言しまして。

１日目は「お昼ごはんどない～？」と　その事を知らなかった私が
悪魔のササヤキをしたため　半日で終わっちゃったんですけど
２日目からは　朝３時すぎに起きて　朝ごはん食べて
昨日と今日は　18：30までやりとげたらしい。

９歳児よ　すごいぞ！

親としてはこの年齢の子どもが大人と同じように断食というのは
まったくもって支持してませんが　
自分の子どもと言っても一人の人間、、、、
がんばる！と決めてるのをムリに「ヤメロ」とは言えないです。

1つ下の次女はちょこっと断食　それほどやる気なさそう。
そうそうそれでええねん～
同じクラスの子では　完全制覇目指して
がんばってる子いるんだそうな・・・ちなみに２年生ですよ！


私が９歳の頃といえば　この夏休みの時期　
途中で登校する日（登校日）があったと思うんですけど　
いつものように朝寝坊のため　「朝礼で挨拶したら終わりやし」
と　何も食べずに家を飛び出し、、、、、
炎天下の中で校長先生のお話を聞いていたとき
「あれ～～?体がクラクラしてきた～？」　そして目をつぶり
次にゆっくり目をあけた次の瞬間

世の中がまっ黄色～～～の世界！　（セピアの写真のような・ぷっ）

はい、貧血でぶったおれました（笑）


大人になっても空腹で夏の空の下で立ってるのってきついけど
子どもの体はきっともっと正直だったのでしょう
あとにも先にも貧血ってその時だけなんで　よく覚えています。


シチュエーションのまったく違う話しですケド
完全断食するでという娘　心配するのがこういうところ。

「しんどかったら　がんばらんでええねんで～　
アンタはまだ子どもやねんから　食べるのが仕事やし」
、、、、と耳元でささやいているけど（悪魔の声・笑）

、、、といえば言うほど　がんばっちゃう娘です。

まぁ学校の皆がやってると　私もやるでっ
となるのでしょうね～

いずれにしても　いつかはやらねばならない　
ムスリムとしての義務・・・・・
大きくなったら　どうしてもしなきゃダメなんだし
今は子どもの特権振りかざしていればええのに～と思うのは　
やはり外国人のフニャフニャムスリムの母だからだろうか？

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