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土地バブル? インドネシア編 [暮らし・海外移住]

2日前にロンボクのお隣 スンバワで大きな地震があり
朝 NHKのニュースで流れるやいなや 色々な方から電話、メールいただきました。
ご心配いただきありがとうございました。
震源地が少し遠かったので ロンボクの我が家も少しゆれましたがたいした事はなし!


我が家は現在借家暮らし(オットの姉夫婦が無償で貸してくれてます、太っ腹!)
数年前に 家を建てるための土地を 今住んでるBTNの塀の外で買ったんですが
これがあまり気に入らず 塀の中の方にも 土地を買い足しました。
そうすると今度は上に家を建てるお金が必要になるんですが それがなかなか増えません。

てっとり早いのが気に入らない裏の土地を売ることなんですが
この土地 道の行き止まりのところにあり(この行き止まりの壁を壊せば
今住んでるBTNの道とつながり メデタシ、、、となるのですが)
草もボーボーで あまりよい気が漂っていないのか 
新聞に売り広告を4ヶ月も載せたけど結局買い手は現れずで 
あかんな~~~とあきらめかけた時 
以前 交渉してた方から「やっぱり買いたい」という申し出があり ちょっと小躍り♪

さっそくオットが色々動いていましたが 昨日の夕方 しょんぼりした顔で帰宅。
商談ボツかと思ったら そうではなく 土地の評価額がここ数年で爆上げしてるとの事
買い手の人とは値段交渉まで済んでいたんだけど 土地の評価価格が
その売る予定の値段より高いらしい。。。。(ほんのちょびっとだけなんですけど) 

↑2007年のうちの土地の評価額(最低譲渡価格)

ついでにBTNの中で買った土地の評価額はというと 塀の外の「変な土地」と
まったく一緒なんです。。。。
中の土地は場所がいいので 仮に売りに出せばすぐに買い手がつきそうなところで
ここんとこ値段もけっこう上がってるという話しなんですが。。。。(売る予定はナシ)
土地の評価額は実勢価格はおかまいなしの このエリアはナンボということのようです。
国の法律では その評価額より安い値段では売ってはいけないことになってます。

オットがその事務所で評価額を調べていたとき マタラムの中心地 チャクラあたりに
土地を持ってる人が やっぱりものすごい値段を提示されたらしく
「こんな値段でこの土地が売れると思うんか~~~!そんなん言うんやったら
オマエらこの値段で買ってくれ!」と職員に向かって絶叫してたそうな。。。。
オットが耳をダンボにして聞くと 税金だけで毎年何万円も払わなくてはいけないらしい。
(ちなみに うちの土地の税金は年間1000円とかそんなんだと思います(笑))

↑買った当時あたりの評価額(最低譲渡価格)

ちなみにウラの土地を買った2003年当時の評価上の平米単価は Rp48.000-
もちろん 実際はこの何倍もの値段で買いました。
そして今年の単価は な、なんと~~ Rp200.000-(2500円) 一挙に評価額は4倍です。
1アールにすると Rp20.000.000- (100平米 約25万円)
この値段で売れたら嬉しいけど 今の時点でこの値段で うちの約9アールの土地を
飛びついて 欲しがる人はこのあたりにはいません。
単価はそれほど高くないけど 土地が広すぎるんですね。(約260坪、、、広いよねぇ)

バリ中心部の異常な土地の値段からすると お買い得なんですけどね~。
(ちなみに バリ島クロボカンの「端っこ」に住む友人宅は現在1R 100万円で買えないとか)

2003年の評価額は多分円が1円=Rp20 (1998年以前の円レート)
くらいの時の値段で換算してるのでしょう。
そうすると 当時の平米評価額 Rp48.000÷20=2400円
ここ10年近くは 1円 Rp60~90 くらいで推移しているので
対外貨(基本はUS$)で見ると値段は それほど変わっていないんですよね。
恐ろしや為替のマジック。
しかし ルピアベースで生活してる国民にはなんのこっちゃの話。
やっぱりここではドルや円などの外貨を持っていないとダメだな~と痛感します。

とりあえず はやいとこ土地を売って 家建てなきゃ~~~。
(色々ありましたが なんとか折り合いがつき どうやら買ってくれそうです)
しかしこの家を建てる、、、で まだまだ苦難は続くのでした。

それは次回に続く(土地~家の話を シリーズ化しよう!笑)


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