新しい1万ルピア札

いつも航空券を手配してもらってる旅行社で支払いをしたら
「おつり新しいお札だよ～」とともらったのが





1万ルピア札　　今レートが　1円＝Rp100～105 くらいなので
これ一枚で100円くらい


数年前にお札のほぼ全種類が新しくなったんだけど
その時　一番大きな10万ルピア札と1万ルピア札
これが同じような大きさ（やや10万が大きかったけど）で
同じ赤系の色で　ものすご～く間違いやすかったんです。
これって作戦？（誰のや？笑）って思ったくらい。。。




以前ホテルのチップで　1万ルピア渡したと思ったものの
なんとなく10万間違って渡しちゃった？？って事
私もあったんですよね

さすがに皆　同意見だったみたいやね、、、の今回の新札
これで少しは間違いも少なくなるだろうか？

新しいと言っても　図柄はまったく同じキャラ（誰この人？笑）
なので　どうせならまったく違うデザインにしろよ～とも思うけど
（これもまた作戦か？笑）
大きさも　2ミリほどですが小さくなってましたが　う～む。

なんかすっきりしない感じ。




ということで　2010/7月現在　インドネシアで流通してる紙幣です。
このほかにコインが新たに1000ルピア（10円）が出たとか？
ほかコインは500、200、100、50があります。
なので10とか20　（1銭って感覚？）のお釣りはありませんので。。。。
だったら10の単位切り上げろ～って思うんですけどねぇ
日本人の1000円が　10万ルピア、これでも頭がこんがらがるのに
米ドルだと1ドルが9000ルピア（1万としてみても）　単位が大きすぎです。

日本人の方　ごくたまに1000ルピア単位を　
必死で値切ってるの見かけたりするけど
「すみませ～ん　1000って1000円ちごて　10円ですよ」って
耳元で教えてあげたい・・・・スーパーの特売じゃないんだから。


日本は長らくデフレーションだから　物の値段があがる感覚に
かなり抵抗感があるけど（それって私・笑）　
ここインドネシアは　私が住んでた12年間　ず～～っと上がりっぱなしです。




ちなにみこれが私がここに住み出した1998年～2000年くらいのお札
1997年にタイバーツの暴落をきっかけに　アジア諸国全域で通貨の暴落がありました。

インドネシアのルピアは　私が初めて訪れた1995年ごろ？は
1万円を両替すると　20万ルピアでしたが　1998年7月は　110万ルピア
通貨の価値は1/5まで暴落　（その時の1ヶ月もの定期の利息はなんと60％！）

当時は暴落に　庶民の物価は日々あがり続けるものの　
まだその通貨自体の暴落のスピードに追いついてなかったので
外貨で暮らしてた私なんかは　非常に円高の恩恵を受けたと・・・・
今になって思います。（渦中にいるときはまったく気がつかんかったけど）

たとえば　ケンタッキーでの1回の食事代　100円（バーガー、ポテト、ドリンク）
今は　400円くらいするのかしら？？？（日本だと当時5-600円くらいか？）
食堂での食事も　ビール飲んでも1回100～150円くらい（今は　500円くらい？ビールが高い！）
中古の車　15-40万円　（今は年式にもよるが　当時と同じ7年落ちトヨタで100万円！！）
土地ももう　うひゃ～！というほど安かったですねぇ・・・あぁあの時買っとけば・苦笑

今のレートは12年前と同じようで　1万円で100万ルピアくらいになるけど
物価が12年前と比べると　びっくりするほど上がってるので
12年前ほどのウハウハ度はありませんです　しょぼ～ん

7年ぶりにインドネシアに来られたお客さんも
前にきた時は1万円両替したらなかなかなくならなかったけど
今回は「え？もうないの～？って　オドロキました～」って
物価の安さが魅力だったといのはたしかにあるので　
このまま物価が上がり続けちゃうと　観光客も減っちゃいそう～
（2010/9月いっぱいで　JALのバリ便の撤退もかなり影響ありそう）

先日のNHKのニュースで　アジア開発銀行が「各国がやってた景気刺激策
慎重に　適切な時期に　クールダウンするように」というようなお達しが出されたそうで
もしそれが実行されたら　頭が痛くなるような物価上昇現象も
少しは治まるかもしれません（てかホント物価上昇止まって～　）


検索したニュースソース
【中国・東南アジア“景気刺激策終了時期”】
アジア開発銀行は“中国や東南アジアで景気が力強く回復しているものの、
過熱を防ぎ経済成長を持続させるためには、
これまでの景気刺激策を終える時期にきた”とする報告書を発表
(NHK総合 「NHKニュース」より) .

【シンガポール、2010年7月20日】アジア開発銀行（ADB）は本日、
「アジア経済モニター」（Asia Economic Monitor）最新版（2010年夏版）を発表した。
それによると、東アジア新興国（EEA）では、強固な経済回復が見られ、
回復の推進役を担ってきた金融・財政刺激策を終了していく時期に来ている。
http://www.adb.org/Documents/Translations/Japanese/News/nr2010-0720-jp.pdf

○インドネシア、ベトナム、フィリピン
早急に出口戦略に着手すべき必要性があるかもしれない。



最近は新札が出ると　新しいのを1枚コレクションにしてますが
これはオットにもらった　コレクションの中の最古の札
1956年の2.5ルピア札だって！　今じゃ何も買えないですが
50年前は2.5ルピアあったら何が買えたのかな～～～？
と考えると　けっこう楽しい＾＾

しかし偽札なんぼでも作れそうなちゃっちい札です



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