半日トレッキングに挑戦 [観光情報]
ロンボク独特の2度目のレバラン レバラン・トゥパット翌日
写真のものが トゥパットと呼ばれるもの レバランのシンボル
実は数年前からロンボクの最高峰 リンジャニ山に登ってみたい
という密かな夢を持っているのですが
今年になって在住日本人で「今年こそリンジャニに登ろう!」
という話がにわかに盛り上がっていまして
そのメンバーで 毎月のように近くの山を登るトレーニングを
重ねているのですが・・・・・。
私は今回が初参加 しかも予定になかったものを
このトレッキング計画の発起人のKさんにお願いして実現です。
急な召集だったので 今回は参加者5名(ガイドさんいれて6名)
計画では10月の第二週あたりに決行予定だそうで
今回で最終トレーニング(今まで8度ほど登ってるそうで)
私ってば「いきなり最終回」のノリの参加
このところの連日の雨 昨日も雨だったので こりゃ朝まで雨かしら?
と心配してましたが 当日の朝はピカピカの朝日(晴れ女?笑)
途中からはうす曇 トレッキングにはぴったりの陽気で楽チンでした。
トレック用の時計を持ってきてくれたSさんによると
到達した865Mで気温29度でしたが え?そんなにあるのというくらい
涼しく感じました(汗かいて冷えてたんでしょうか?)
登ったのはマタラム中心地から車で20分ほどのサヤンサヤンから
山に入っていったところです。
裾野の村(標高400M)で地元ガイドさんと合流してスタート
この地点でも景色のよいところがあり 見下ろす渓谷と
西にはバリの霊峰アグン山が、、、、もうここでお弁当でもええかも(笑)
連日の雨で水かさを増した川の流れる音も素敵
登ったところは一般登山道ではなく 地元の人が通る細い道があるだけ
雨でぬかるんだところや 雨で山の土が流されてるところがあったり
急勾配のところなどは ひさしぶりの山歩きの身にはかなりこたえました
これで3700m級のリンジャニ登りたいって言ってるんだから
笑われますねぇ、、、今年もこれじゃムリかな~?
本番は1日目 標高差2000mくらいを一気に登っていくワケだし
山をなめたらあかんぜよ
山の中では トアックというお酒の原料になるヤシの樹液を集めてる人や
野生のニワトリ(キジっぽいような?)をつかまえて運ぶ人や
山菜を取るお母さんなど いろんな人に出会いました。
皆さん まさに山の恵みを受けて生きている感じ 健脚なんだろうなぁ~。
山歩きで楽しみといえば 植物の観察
カカオやバナナなどのほか 今回はスネークフルーツと呼ばれるサラック
え~こんなところになってるんだ!というのを初めて見ました。
大きな木にいきなり鈴なりのビワのような果実
木の根元に大量に落ちていたので=人は食べない=美味しくない?
パイナップルも知ってるようで あら?こんな感じだっけ?
ほとんど地面のところになっていました。(高いところと思ってた)
カカオの木もありました。
これって果肉がチョコレートになるのか?と思ってたんですが(無知?)
実の中にある種を乾燥させたものが 原料なんですね!へへへ
ウェッブで検索したら こんなページがありました。ふむふむ
ガイドさんが逐一解説してくれるんです、勉強になります。
7時に登りだして 3時間半 当初予定は昼ごろにスタート地点に帰る
でしたので 適当なところで持ってきたおにぎりをほおばって
再び来た道を帰ったのでした!
登っているときは 「しんど~い いや~こんな坂上るの~ ひざ痛い~」
と ぶつくさ言ってましたが 帰り着くころには 足は痛いが
日ごろ使ってなかった筋肉が動き出した感じ 心地よい疲労感で
最近 ちょっと気分も落ち込み気味でしたが またひゅ~っと上昇した感じ
やっぱり人間 からだ動かさんときませんなぁ~!(今日は筋肉痛!)
これくらいの山歩きだったら ちょくちょくしてみたいなぁと思いました。
山にはまる理由がなんとなくわかった 今日の体験
みんなで ワイワイ歩くのが楽しいですね!
865mの今回のゴール地点で集合写真 パチ~
(11:30は10:30の間違いです~すみませ~ん)
ご一緒してくれた皆様 楽しかったです!ありがとうございましたぁ~
このコースに関しては途中で足ふみはずしたら
何10メートル真っさかさまなんて かなり危険なところもあったので
お気軽には お勧めできないけど
観光客向けに こういうロンボクの自然を体感できる
トロピカル 簡易トレック けっこう楽しんでもらえそう。
(以前 サイクリングで使った平坦なコースとか)
まだまだ原始の姿の残るロンボクならではです。