トゥガナン村まで買い物ツアー [バリ]
天気だったり 大雨だったり 季節の変わり目ぽいロンボクです。
おかげで 家族みんな 体調を崩して 健康運低下中。
ところで 先週末ひさしぶりにバリに行ってきました。
買い付けに行くという友人についていったのが
アタバックで有名なトゥガナン村
ここは空港のあるクタエリアからは約2時間くらい
今はバイパスがギャニャールの先まで伸びたので 昔にくらべたら
ずいぶん近くなったものです。
ここからまだ先のほうにあるトランベンには年に1度は潜りに行ってますが
トゥガナン村に行くのは10年ぶり。
トゥガナン村ははバリの現住民族が暮らす村で 昔は村の外の人間と
結婚するなんてこともタブーで 昔ながらの暮らしを守っていたそうな
20年くらい前は(日本がバブルまっさかりの頃ですね)テレビさえなかったらしいのが
10年前にこの村に来た時は すでに各家にパラボラアンテナがあったり
さすがに今では 村の外の人とも結婚したり 村の様相も変わっているようです。
(ガイドブックにはいまだに外の人と結婚しないとありますが 実際はしてるみたいですよ
ただ よそ者が村の中で住むことができるかは???)
今回は村の中には入らず 門の手前にあるショッピングセンターへ(笑)
ここは駐車場をかねていて それを取り囲むように アタ製品のお店が並んでいます。
つくなりさっそく仕入れの開始 特に買い物プランもなかった私は
品物探し要員に、、、(途中から買い物チームに変身したけど・笑)
アタは植物のつるで これを編んでバッグなどにしていきます。
編んだものは釜に入れられ 長時間何度もひっくり返して燻されます。
あの独特の飴色と香りはこの工程で生まれるんですね。
5年くらい前から 黒いのや緑、赤なんて色つきのアタバッグが登場
粗悪な品になると色をペイントしただけのものもありますが
この店で売っている黒アタは いったん燻したものを染料を入れたナベ(?)で
これまた色が充分染みるまで ず~~っと浸されるんだそうです。つんつんしながら。。。
あまりの手間隙のかかりようなので その工程見たら絶対値切れないらしい(笑)
私もアタバッグが大好きで 10年前に住む前から愛用しておりますが
少しずつ買い足すうちに 大小のバッグが10個くらいたまっちゃって
最近はアタみてももういいやってカンジで 見向きもしなかったんですが^^;
ひさしぶりに見てみると 今はもち手が皮になっていて フタ付きのもの以外は
ほとんどのものに巾着が縫い付けられていて 中が見えないようになっています。
10年前のバッグはこんなものついていませんでしたし もち手のところも
全部アタで作られていたので 重いものを入れると もち手のところだけ
クタクタになって切れそうになったりだったのが 改良されていました。
(お店に持っていくとちゃんと直してくれるのですが 日本ではムリですよね)
アタバッグも日々モデルチェンジしていたのでした。
画像のアタ 小さいのは10年前 大きいのは5年くらい前のもの
ナチュラル色のバッグは 使うほどにええ味だしてくれます。
今でも大事に使ってますよ~~。
見ているうちに またまたほしくなってしまって
友人や姉の夏のお中元用にと 結局バッグ5つ
引き出し用に使える四角の箱状のもの6つお買い上げでした。
↑これは後日こちらの家具屋で引き出しチェストの本体をオーダー予定。
お値段もやはり本家ということで クタの街中で買うよりはやっぱりお安いです。
そうしないと誰も買いに来ませんからね~(今回は仕入れでいつも買うお店というのもあり)
でも観光で来たらせいぜい買っても2個3個、、、という場合だったら
やっぱり多少高くても街中で買うのがいいのでしょうね。
インフレが止まらないインドネシアで
ここのアタ製品のお値段は5年前とそんなに変わっていないようでした。