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ひさしぶりの オーダーメイド [買い物]

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インドネシアの民族衣装ってあるのかしら?

インドネシアは そもそも他民族国家なので 各民族毎に民族衣装があるので
インドネシアの民族衣装ってのは 実はないような気がするのですが
強いていえば 女性の場合 このクバヤというレースのブラウスとサロンの組み合わせが
それらしい衣服じゃないのかな~と思います。

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こちらに来た頃はこれが着てみたくて 探していたんですが なぜかお店には売ってません。
ジャカルタに行った時 デパートの一角で見つけて購入してものの 少しサイズ大きめ
帰って オットの姉に見せると

「クバヤはオーダーして作るものだよ」・・・・・・
が~~ん 早く聞けばよかった・・・・。

まぁ実のところ 既製品もこのようにたまに売ってたりするんですが
一般的には 自分の体に合わせてひとつひとつ作ってもらうのが一般的なのです。
何も知らなかった10年前のワタシ・・・(笑)

バリ人に嫁いだ友人は 宗教行事のたびに このクバヤを着るので
みなさん けっこうな数をお持ちだけど イスラムのワタシはクバヤ着るなんて結婚式くらい。
最近はよっぽど親しい人でないと出席もしなくなったので(笑)
クバヤの出番は1年に 多くて5回ほどです。
なので むか~し作ったのを何度も着まわしているのでした。

このクバヤも実は流行があるんですよ レースの感じとか 襟ぐりの開き具合など
バリのヒンドゥの人はブラの上からスケスケのままのクバヤを着ても ヘーキですが
肌見せご法度のムスリムはやはり最低限のところは見えないように・・・
敬虔なムスリムの人は 手首まできっちり裏地付(暑くないのかしら??)とか
地域によっても ビミョーに違いがあったりして けっこう奥が深いんです。

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そんなこんなで ひさしぶりにクバヤを作ってもらいに 家からバイクで10分
港町のアンペナンの中国人の仕立て屋さんのところに行ってきました。
オットの姉さんに教えてもらってからは ずっとここで縫ってもらっています。

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流行があると言っても 実は最近の流行は?と言っても 皆目検討がつかないので
ノーアイデアのまま お店に行って スタイルブックみながら
襟の開き方、丈はどこまで ボタンはど~するかとか ここの女将さんと
あーでもないこーでもないと言って だいたいの形を決めてきました。

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店によっては 2-3日もあればっちゃっちゃと作ってくれるところもあるんですが
ここはこの界隈でも人気がある + 今はレバランを控えているので
忙しさも最盛期、、で 仕上がりまでは 約1ヶ月かかります。

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今回はオットの妹の結婚式に着るためのクバヤ オットファミリーで
みんなお揃いの生地で作るんですが 形はそれぞれの好みでOKってことなので
色んな形にのクバヤが見れるはずです。
たぶんワタシのが一番スケスケ(手と肩あたりはレースのみ)のはず。
うちのファミリーは皆さんハジまで行くような 優等生ムスリムさんばっかりなんです^^;
さてどうなるやら?

この仕立て屋さんのある アンペナンは港町。 中国人とアラブ人の多い町で
オランダ植民地時代に商業の要所として栄えたこともあり 昔からの町並みは
なんとなくノルタルジックな雰囲気が残っていて なかなかいい感じです。
白黒やセピアの写真が似合いそうな感じ。


 


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