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ひくい

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今日はテンション かなり低め・・・・
昼間も曇ってて パラパラ雨も落ちてくる変な天気だったし。

ここ2週間くらい 日本人会の図書室で
山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」というのを借りてきて読んでるのです。
「大地の子」「ぼんち」「華麗なる一族」・・・・・
どれも読み応えがあって 非常に好きな作家さんなんですが
図書館にはこの「沈まぬ太陽」がずっと前からあったのに
なんだか 手にとる気になれなかったのが や~っと借りて読み出し。


沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

  • 作者: 山崎 豊子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 文庫




1.2巻は「あ~~会社で働くって ホンマ大変なんやな~」程度で
現代日本社会で生きていくキビシサを感じながら読み進んでいましたが。

3巻「御巣鷹山編」と書くと 沈まぬ太陽を読んだことがなくても
あ!と思われるのではないでしょうか??


沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)

  • 作者: 山崎 豊子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 文庫




そうこの小説は 日本航空の元社員さんのお話しを フィクション仕立てに
(実はほぼノンフィクションなのだそうですが、、、)書いたものですが 
3巻目は 1985年の日航機事故の被害者が ほぼ実名で書かれているとあります。

事故当時の様子が鮮明に書かれてあり あまりの凄惨さに改めてショックと
事故機が衝突するまでの迷走した30分間の乗客の恐怖を思ったり
その後の事故処理の現場の話 残された家族の色々な思い 暮らし

実話だけに非常に重く 読んでいてこんなつらい小説ないなぁと。
すっかり小説の中にはまり込んでしまっている状態なんです。

内容をまったく知らず借りたので 読んだあとの衝撃がすごくて[もうやだ~(悲しい顔)]
なかなか手にとらなかったのは これかぁ~~~と思いました
(読んでなくても魂で分かってたんでしょうかね、、、)

あの日から もう今年で24年という時間が過ぎてしまいましたが
事故にあわれた方々の魂が安らかに上にあがってられますように。[ぴかぴか(新しい)]

この小説のモデルになられた方も もうお亡くなりになってるそうですが
非常にまっすぐで(これがアダになるのですが)聡明な方なのだと・・・・
こんな人ばかりだったら きっと世の中はスバラシイ世界だったのか?と思いました。
小倉寛太郎氏「私の歩んでいた道」


それと3巻読むと しばらく怖くて飛行機には乗れそうもないですね。
(読んでる途中で エールフランスの墜落事故のニュースも流れ、、、)
昨晩は停電の中 明かりの下で1人読んでると ひざが急に痛くなったり
なかよってきてる???って感じたり、、、寒かったです。

あと4.5巻があるので 最後は復活したいと思います。

この日航機の事故のあった 8/12 もちろん年は違いますが
うちの娘の誕生日って、、、、どうよ。

なんかサエないお話でスミマセン せめて扉の写真だけでも明るく・・・
(画像が内容とまったく関係なく+ ロンボクの話題に何の関連性もなくてスミマセン)



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