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スンギギ パダン料理屋 坂崎氏のプロジェクトと+ボランティア考 [レストラン情報]

お客さんとスンギギのパダン料理屋に行ってきました。
パダン料理はスマトラのパダン地方の料理ですが
インドネシア中どこに行ってもあるんじゃないでしょうか。[手(チョキ)]

20090419-2.jpg

場所はスンギギの中心地 ELENという宿屋の横あたり
ガラス窓の向こうに積み上げられたオカズが見えるので
すぐわかります(こういう店はほんとんどパダン料理屋です)

小さいお店なのかな~と思ったら 入って左に
テーブルが並んでて 思ったよりは広いお店でした。

20090419-4.jpg

パダン料理というのは 食べる食べないにかかわらず
お皿におかずを載せて テーブルの上にずら~~~っと

20090419-3.jpg

こんなふうに並びます。[ひらめき]
「こんなに食べられないよ~」と叫びそうですけど(笑)
要は皿に手をつけたものだけを支払えばよいというシステム。
まるで富山の置き薬ビジネスですねぇ(笑)

3人で入ったのに 皿には2つずつしか載ってません^^;
同じものを3人とも食べたい!場合は もう一皿追加しろってことね。

で、1人だけこれが食べたいって場合は その皿は
責任持って自分で平らげないとアカンので 
「ねぇねぇ これ食べる??」といちいち聞いたりして
(だって 残すのはいややし。。。→主婦のツブヤキ)

20090419-5.jpg

今回 テーブルに載っていたものの半分くらいをいただいて
料金は Rp71.500-(約700円)ビール[ビール]は持ち込みです。
(アルコールは置いていません 一応許可もらってね)

1人で入った場合は さすがにこんだけ食べれないので
盛られてるおかずから あれ!これ!と言って
ごはんを持った皿にほしいものだけ 取ってもらうシステムです。
もちろん 複数人数できても こんな方式ok!
でも観光客だったら 本場式のほうが雰囲気でますよね[るんるん]

マグリッブのお祈りのアザーンがモスクから流れたあと
しばらくすると 近所に住んでる?働いてる?地元の人が
わらわら~~っと入ってきて 忙しそうにしてたから
よく流行ってるお店みたいですね。

20090419-1.jpg

スンギギで手ごろなお店を探してるなら このパダンはお勧め。[かわいい]

Swalayan Murah(Masakan Padang)
Jl Raya Senggigi
TEL 0370-693026

ところで 今回ご一緒したお客様はリピーターの方
前回メルパティのドタキャンで日本の帰国便に間に合わなかったという
貴重な体験をした方として(うちのお客さんでは あとにも先にもこれ1回きりです)
非常に印象が残っていた方でしたが(笑)

そのドタキャンで思いがけずロンボクでの滞在が一日伸びてしまった時
「今回 日本からえんぴつなどを持参して
貧しい村の子たちに渡して 非常に喜んでもらえた」
というようなお話を伺っていたんです。

それから月日はながれ~~~
実は今回はあるプロジェクトの一環としてのロンボク再訪だったのです。

それがこちら。

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(画像はホテルのサイトから拝借しました)

現在 北九州市の千草ホテルにて開催中のイベント
現代アート「豊かさの距離」
上の文字クリックで 千草ホテルのページに飛びます
(2009/2/28~5/10まで開催)
これをプロデュースされてるのが 
今回のお客様アーティストの坂崎隆一さんです。

このイベントの一環として 日本の子供達が着れなくなった服を
ロンボクの前回訪れた村の子供達に運ぶというのがあるそうで

当初は その服を着た日本の子供の写真と服の現物をホテルの会場に展示
[左斜め下]
そして今回 その服を坂崎氏がロンボクに運び
[左斜め下]
現地で受け取った子供達がその服を着て 写真を撮る
それを送ってくれた子供(日本人)の写真は
受け取った子供(インドネシア人)も見る。
[左斜め下]
今回は予定通りのメルパティに乗って帰った(はず・笑)の
坂崎氏が現地で撮った写真を イベント会場に掲載
[左斜め下]
そこには 送った子供と送られた子供 
それぞれが同じ服を着た写真が並べて飾られるはず、、、[わーい(嬉しい顔)]

それが本日4月19日らしいです。[位置情報]
坂崎さんのブログ[サカザキ チャンプルー]より

北九州近辺にお住まいの方いらっしゃったら
是非千草ホテルまで足を運んでみてくださいね。
イベント期間中は インドネシア料理のランチもあるようですよ。
千草ホテルのブログ

その会場を訪れた人が ぱっとその並んだ2枚の写真を見た時
前の持ち主→今の持ち主 と服を介して 交流があったんだという 
ストーリーはなんとなく想像できますが 

今回この「1枚の服」を通して 
それぞれの国(日本とインドネシア)の子供達が
自分が住んでる以外の国を意識し(授業で習うんじゃないライブな実感)
その国の子供たちの事に興味を持って (どんな顔して 何して遊んでるとか?)
なんでこんな事してるのか? (服をおくること、もらうこと)
いろんな考えや興味に目覚めていくんだろうな~と思うと

服という物質的なことだけでなく その活動中にはドラマや思考
いろんなものがいっぱい詰まった 目に見えないものがあるということで
非常に面白い企画だな~と思いました。(完了まで時間がかかりますが・笑)

まぁ 運んだほうの思惑とは 現実は違ってたりする(笑)ところは 
こっちにおいといて~ですが ^^;
坂崎氏 これをきっかけにこのイベントが色んな形で
進んでいけばオモシロイですよね、と語っておられました。
(って事はこの活動はまだまだ続くって事ですね)

私も今回のお話で ホンマの豊かさとは?とか
ボランティアとか 貧しい人への支援って?とか 
またもや 色々考える機会となりました、ありがとう。。。

送る側→贈られる側という図式で物質的には一方方向ですが
贈られる方は 物質的なものと気持ちを得る
「贈ってくれて ありがとう」[揺れるハート]
送るほうは 何かを誰かにしてあげられる満足感を得る
「受け取っていただいて ありがとう」[黒ハート]

送ったことに「感謝される事を求める」のではなく
気持ちを受け取ってもらえたことに関して 
「送ったほうが受け取ってくれた側に感謝する」これが大事なんじゃないかな~と

以前 ボランティアをして 相手に感謝されなくて
逆ギレした、なんて話をどこかで読んだことがあり
ボランティアとは いったい誰のためにやるんだ?」
思ったことがあり それ以来 その意味を考えたりしていました。


ここに長く住んでいると ムスリム的な思考?
富めるものが 貧しいものに与えるのは当然の事
という感覚にしばしば当たることがあったりするんですが

たとえば 断食月最後の日は 貧しい村の人が総出で
自分よりお金がありそうな家を回って お金をせびるのは
当たり前であり 彼らはくれた人に特に感謝もしない、
渡す人も 喜捨の精神なので あげてエライ!とも思ってない(らしい)。

やっぱり このあたり なんで??って
自分自身消化できないところもあり あたまでっかちなんで
まだまだ このへんの勉強をしなければと思う日々です。

しかし 神様は「ちゃんと勉強しよし」といわんばかりに
こういう坂崎さんや IBUさんのような方を私の前に
次々に送られてくるのでした(笑)
ちなみに お二人とも九州方面の方です。この符号はいったい?

次回に続、、、きませんが いつか叉ボランティアネタは書くと思います。
坂崎さん IBUさん そして神様 ありがとうございます。


長文読んでくださってありがとうございました。
お疲れついでですが
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