安全は自分で守るもの [暮らし・海外移住]
3姉妹 4歳の末娘
断食月までは子守のお姉ちゃんがいた。
今 幼稚園に入る前のプレイグループに通っていて
それまではこの子守の姉ちゃんと毎日一緒だったんだけど・・
レバラン休みの前に 彼女から「辞めます」宣言がありました。
もう4歳だし 実はこの子守ちゃん かなり娘を甘やかすし
娘も末っ子なんで 超甘えん坊
(実は私も3番目なんであまり言えませんが)
ここらで「親離れ」ならぬ「子守離れ」をするにはいい機会。
で、、子守のいない今 一人でプレ幼稚園に通っています。
子守がいた時は下校時は送迎の「バイク」に
運転手+末娘+子守の3人乗りで送ってもらってたんですけど
子守がいないだけで 運転手の後ろに娘1人はさすがにオソロシク
今は 11:30になるとバイク、車でお迎えしてます。
片道10分ほどですけど 毎日になるとけっこう大変。
バイクはこけたら終わりですから。(幼児用ヘルメットは超薄いし)
このプレ幼稚園は幼稚園が一緒になった 私立で
長女(現在9歳)が3歳で入園から
3姉妹 順番に続けてお世話になっています。
長女がプレイグループに入園した時はロンボクに
この幼稚園を創設して1年くらいでした。
(インドネシア各地に支店?がありけっこう大きな組織)
園舎は 以前はオットの友人の日本人が住んでたフツーの家
それをそのまま幼稚園として使ってます。
(プレイグループA.B 幼稚園A.Bの4クラス 大きな家です)
表の庭は木一本生えてなくて 当時日よけになるようにと
枝が傘のように伸びるのを植えてたんです。
日陰になるのはいつの事やねん?って状態でしたが
あれから 月日はながれ 6年、、、、
その木は立派に育って 子供たちを強烈な日差しから守る
日傘になっていました。
南国に生息する木々たち こんなふうに日傘みたいな木
ふとんの中身になる実をつけるパンヤの木
嗜好品になってくれるコーヒーやナッツやカカオの木
素敵な木がいっぱいありますね。
しかも冬がある日本と違って 植物の成長の速さは
とても早い~。
話は元に戻って この幼稚園(タディカ プリ)の庭
一応子供が遊ぶ遊戯具が設置されています。
一見日本の幼稚園にあるような遊具が配置されてます
が、、、
外側はたしかに日本のジャングルジムと同じやけど
中、、、なんにもありましぇん。
ま、、、空洞だったら 上の鉄棒つかめば「うんてい」になるか。
すべり台は一見まったく同じですが
傾斜している側面はスケスケ(意味わかる?)で
側板がないので すべってるとどちらかの足が途中でひっかかる
(=バランスを崩してしまうので危ない)
実際 上の娘を遊ばせて ありゃ~なことありました。
親が見てたんで大事はありませんでしたが。
シーソーは一番端っこのところ お尻の下にタイヤとか
クッションになるものが何もないので 衝撃が。。。。
それより何より 以前は土の庭だったのが
今では 一部ですが コンクリ製のブロックが敷き詰められてる。。。
雨の日対策なんでしょうけど(地面ぬかるみますからね)
たとえばブランコから落ちたら・・・うへ~いたそう!
見た目敵には お金をかけて 設備を快適に整備してますよ~と
親御さんにアピールしているようですが
なにより子供の遊び場遊具には安全第一!という感覚がある
日本人の親の私には 「ここでは遊ばせたくないな~」
と ひさしぶりに見た庭でふと考えました。
(ヘルメットをずっとかぶらせるとか?苦笑)
以前は一応見てくれる子守が専属でいたけど
それがなくなった今はムムム。。。状態です。
インドネシアは何かあった時の事を前もって想定して
という観念が かなり欠如している国だなぁと思います。
今回のスマトラ地震 その前の津波のアチェでも
耐震構造が日本の規定までいかなくても 最低限の基準があったら
これほどの死者はでなかった、、、はず(津波被害は除外です)
ちなみに 倒壊した建物はほとんどがブロック造だと思われます。
日本の建築法では 鉄筋は80cm以下で何ミリの鉄筋を入れろ
をはじめ 「こんなんコスト的に不可能!」というほどの
法規がズラズラと並べられています。
実際 近年の建築物でブロック造なんてないですもんねぇ。
インドネシアで やや安全な住居は 木造のこじんまりした
高床式(壁は竹を編んだもの)だよね~と
今 しみじみ思いました。
レンガと素焼きの屋根でつぶされる事もないよね。
高塚の小さな小屋で 家族5人で川の字(2本余るが)で寝る、、、
ふふふ
子供の遊具ひとつでも もし何かあっても
きっと 不幸な事故、、、
なんてことで終わってしまうんでしょう。
今の日本 公共の場で事故があった場合
主催者や管理者側に かなりの比率で責任を負わされる
なんか米の国たいな 変な国になっちゃって
それもどうかと思うけど。。。。。
(たとえば米の国の訴訟で 一番呆れたのが
ドライブスルーで買ったマックのコーヒー事件
購入者が運転中誤ってこぼしてしまって火傷してんけど
どないすんねんの裁判を20年以上前に見た時のこと、、、
判決は、、、、マックが負けた。。そんなアホな!)
インドネシアくらい 自己責任的な感覚も
これまたすごいな~と呆れて
何を言っていいのかわからないというのも
なんだかな~と思うのでした。
(たとえば昨日おまけで書いた 耐震建造物のこととか。。。)
日本とインドネシア 足して割ったら
昭和な私の石頭にも理解できるんでしょうか?
公共の提供する安全性と個人が最低限やるべき安全対策とは?
子供の遊び場から なんかコチコチな話で失礼しました~。
しかし この幼稚園の遊具については 一度 園に話してみようかと
思っています。「あ、そうですね!」で終わりそうな気もするけど。
(相手がぜんぜん危機感持ってないのが最大の問題かも)
価値観の違いというのは すごく大きな壁、、、ですね。
何かよいアイディアお持ちの方 ぜひアドバイスを!
お待ちしております。
日本の建築法規(レンガ造=補強コンクリートブロック造)
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