日本人医師団 巡回健康相談 [暮らし・海外移住]
ロンボクのような中途半端な島に住んでいて不安なのが医療です。
バリだから ジャカルタだからといっても 実は不安なんですけど
まだ検査装置などはロンボクよりはそろっているんです。
(かと言ってその審査結果を的確に判断できる医者がいるかというのは
また別の問題ですね、、ハハハ)
って笑ってる場合じゃないのです。
そんなこんなの迷える在住邦人のために 日本という国は
定期的に医師団を派遣してくれるのです。
検査装置をしょってくるわけではないので
基本的には「健康相談」ですが やはり日本人のお医者さんに
日本語で聞いてもらえるというのはすごくありがたい事なのですね。
今回は日本から2名のお医者様と3名の看護婦さんが来ロンボク
このメンバーで医療施設が充実してないと思われるインドネシアの地域を
巡回されるのだそうです。ご苦労さまですね。
健康診断が日、月の2日間(1人30分の相談時間!無料です)
日曜日の夜にはお医者様の講演会があり
専門医から感染症についてのお話を聞かせてもらいました。
蚊を媒介するデング熱、マラリア、去年ロンボクの一部地域でも
流行したチクムニャの話、腸チフスのお話など
かなり恐ろしい話でしっかりインプットされたんですけど
意識すると「引き寄せ」そうで そっちのほうが怖かったです。
今日は蚊にさされるたびに
「これってデングの蚊とちゃうよな~クワバラクワバラ」
それもなんだかなぁ(笑)
こちらで高熱が出て数日寝込むと たいてい疑われるのが
デング、マラリア、腸チフスだったりするんですが
腸チフスはご存知のとおり蚊が犯人ではなく経口感染
そこから「いかに手は汚れているのか?」「正しい手洗いの方法」なども
みっちり教えていただきました。
手の汚れは特別な装置持参で 実際測定してもらいました。
その前に映写機を使って説明してもらったところで
「男子トイレの便器の汚れは数値5000」なんて聞いてたのに
手洗い前の数値で一番すごかった人は数値が5万(便器の10倍!)
この方その後水だけで手を洗ったのですが 洗ったあとでも便器と数値が同じ(爆)
(実験でしたのでわざと石鹸をつけずに洗ってと指示された結果です)
石鹸をつけて洗ったあとは すごい人では626まで落ちていました。
(もとの手もそれほど汚れていなかったみたいです、スバラシイ)
翌日は健康相談の際に「正しい手の洗い方」の指導などもしてもらいました。
ある特殊な液体をつけてそれがどれだけまんべんなくいきわたっているか
調べてもらい(ブラックライトにつけた部分が反応するようになっていました)
そのあとは石鹸を使ってどれだけなすりつけたものが落ちているか?
というのも調べましたが、、、、
かなり丁寧に洗ったつもりだったのに 爪の先、指の股の間、手の側面
手首あたりはうまく洗えてなかったんです。
手洗いの意識が変わりました。
ま、、、万が一 悪玉の菌に入ってこられても
それを跳ね返す自己免疫力を高めることも大事だろうな~と思いましたが。
ロンボクの田舎の村などは トイレに近いところに井戸があったりするので
いくら手を洗っても水そのものが汚染されていたらアウト
この間も手伝いさんが田舎にあずけてる娘もチフスで病院に運ばれて
大変だったのです。(幸い命に別状はなしでした)
日本のように除菌除菌ばっかり言うのもなんやな~と思いますが
(よい菌=EM菌のようなものとは仲良ししたらいいのに派)
やっぱりインドネシアは日本人の半分でもいいので見習ってほしいかも。
我が家は末娘が「アトピーの疑いあり」なんですけど
2年前に見てもらったときも 「見た目的にはシロではないか」と・・・
(インスタントラーメン 間違って食べると調子が悪くなりますが
卵、エビカニ アレルゲンのありそうなものにはほぼ反応なしなのです)
パッチテストしたいのですが ここは皮膚科に行っても
「とりあえず卵と青魚食べないで様子みてね」だけですので
きっとパッチテストがあることさえ知らないとか(ありえないと思うけど)
う~む。 ちなみにバリではできるそうです(苦笑)
ロンボクで暮らすにはやっぱり基本的に「丈夫な体」
これにつきるなぁ~と思いました。
医師団の皆様 2日間ありがとうございました~
(このあともインドネシアの各地に遠征されているはず。。。です)
*お写真掲載の許可は皆様にいただいています。
ラン菌グ参加中~(笑)
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にほんブ ログ村