タクシーに乗った幽霊さん？

雨季の南の島らしく　ここ数日は午後からスコールが
ざ～っと通り過ぎていくマタラムです。
30分ほどでやむスコールならいいんですけど　ジャワのどこかの村では
バンジール（洪水）でエライ事になってるところがあるようです。
床上浸水なんてハンパなもんじゃなく　もうすぐ屋根ってところまで
水位が上がってたので　3Ｍ近いって事です。
温暖化のせいもあって　数年この時期　洪水のニュースが多いなぁ。



ところで　お向かいさん2軒が仲良く家の改装中なんですが（騒音が・・・）
向かって右の家は今回　塀とガレージの門の改装のみ。
この工事をするにあたって　そのまた隣の家との境にあった
大きなマンゴの木を切り倒しました。　影がなくなりなんだかスッキリ。
この家の前には以前　ジャンブー（日本名は何かな？）の木もあって
その木の陰で　家の印象がなんとなくうす暗かったんです。

でもって借家だったので　何組かの家族が入れ替わり住んでいたんですけど
どの子供もとりあえず　よく泣くので　あそこの家に住む子供は
なんでそんな泣き虫なんかな～と思ってたんです。




実は以前　この家には幽霊が住んでる～ってウワサがあって　
まぁちょっと変な事も色々あったんですけど＾＾；
しばらく空家の時期が続いてのち　今の持ち主が買い取ったのが　1年前
その際に　家を暗くしていた　大きな木を切り　家の中も改装しただけかと思ったら
なんと　その幽霊さんにも引越ししてもらったらしいです。（ホンマかいな）

霊媒師のような人を呼んで　幽霊さんにお引きとり願ったそうですが
連れて帰ろうとしたら　その幽霊は「タクシーに乗りたい」と言ったそうで
本当にブルーバードタクシーを呼んだそうです。
霊媒師がドアを開けると　幽霊さん（もちろん見えてません）が
先にタクシーの後部座席に座ったそうですが　その時　その座る衝撃で
タクシーがどん！っと揺れたそうな。（運転手も何事かってびっくりしたらしい）

で、、、長年この家に住んでいたその方は　その日を境に
霊媒師さんと一緒にその家からサラバだったそうです。（どこに行ったかは？）


ほんまかいな～～てな話ですけど　インドネシアだとなんとなくアリです
これ　ほんの数日前にオットから聞いた話。
あぁ　それで　あの家明るい感じになったのねって納得したワケ。

家は本当に見るからに明るく　風がちゃんと通ってるって感じの家に生まれ変わったし
今回も5才くらいの男の子がいるんだけど　以前の子供達（男の子ばっかでした）
みたいにギャ～ギャ～と泣く事もなく　とっても平和。
子供にはそういう見えないものが見えたりするらしいから　
やっぱりホンマにそういうのがいてたのかも知れない、と思ったんでした。


オットは幽霊の存在は信じてなくて　イスラムで言うところのジンだと言いますが
ジンは死んだ人の霊とかでなく　ジンはジン（人？）だそうで　
いいジンも悪いジンもいて　普段は見えないんだけど
たまに人間の姿になって人ごみにまぎれていたりもするらしい。幽霊じゃアカンのか？
たまに　さっきまでそこにあったものが忽然となくなったりすると
ジンのせいにしたりします（笑）


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