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廃油台所ふわ石鹸完成 [石鹸・アロマ]


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廃油の処理にと作り出した石鹸
最近は新しい油でお風呂用の石鹸も自分で作るようになりました。
400円くらいの出費で 5人家族半年分くらいの石鹸ができるので
かなり経済的です。ほほほ[手(チョキ)]

しかし廃油石鹸のほうは あまりうまくできなくて困ってました。
最大の問題は 泡がたたねぇ~[たらーっ(汗)]
これが長年の悩みでした これは廃油だからではなく
インドネシアの一般的な料理にはパームオイルが使われるから
パームオイルは石鹸を硬くするために使われるオイルだそうで
泡立ちは期待できないんだそうです しょぼ~ん [もうやだ~(悲しい顔)]

そんなことを mixiの「とことん手作り石鹸革命!」(6184名参加)
というコミュの廃油石鹸のトピックに書き込んだところ
そのメンバーの超ご親切な 石鹸作りの先輩(HN めいききさん)が 
「超簡単な廃油石鹸の作り方教えますよ~」とメールくださり
ご指導いただきました。

この半月の間に 12リットルのふわ石鹸をもう2度も作りまして
2度目で 個人的には理想的な石鹸ができたので ご紹介します。

ただしこの石鹸の分量はインドネシア(東南アジア?)様式です
日本の廃油(サラダ油 キャノーラ油)とは分量が違いますので!注意
基本的にインドネシアに住んでる人で 普段パーム油使ってる人
廃油に困ってる方の為に書きます。(パーム油以外の方はXですよ~
(サラダ油などで作る場合 苛性ソーダの割合が変わってきます)

1度目に作ってわかったのが パームオイルの廃油100%では
どうしたって泡のたつ石鹸が作れない!ということでした。[バッド(下向き矢印)]
廃油を処理したいという基本からははずれますが 
オイルの30%を泡のためのココナツオイル(新油 買いました!)を
混ぜることにしました この配分もめいききさんが教えてくれました。

結果は と~ってもいい感じで泡が立ってくれます もう大満足[黒ハート]

ということで 台所用廃油 ふんわり石鹸の作り方です。
2010/11/8に ママ友(?)さん達のご協力を得て作りましたよ。
通常手作り石鹸では コールドプロセス製法がよく使われますが
実はけっこう面倒なのです、 これは本当に超おおざっぱで簡単!


用意するもの
パームオイル(Minyak Sawut) 廃油 2.5リットル
ココナツオイル (Minyak Kelapa) 新油(廃油でもOK)1リットル
苛性ソーダ(Soda Api) 500グラム
熱湯 3リットル(段階的に3リットルを計5回まで投入)


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最終的には12-15リットルの石鹸になるので これが入る大きめの容器も
大きなたらいでもいいですが フタ付きの大きなバケツ(ゴミ箱でも)
のほうが安全でしょうか?
そして 液体を混ぜる棒 長いものがよいです。

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石鹸作りには苛性ソーダ(劇薬)を使います。
長袖 手袋 は必須! ゴーグルもあればより安全
(苛性ソーダが目に入ると最悪失明します、、、こわっ!)

通常手作り石鹸では コールドプロセス製法がよく使われますが
実はけっこう面倒[ふらふら] これは本当に超おおざっぱで簡単[わーい(嬉しい顔)]

[作り方]

3リットルのお湯を沸かします。


容器の中に オイルを全部いれます。(油は加熱せずそのまま)
廃油はカスなどは投入の際にざるなどでこしてきれいにします。


お湯が沸いたら
油の中に苛性ソーダの500gパックをざ~っと入れてしまいます。
即座に 熱湯3リットルを投入


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化学反応で蒸気があがります これが危険ですので吸わないように!
最大の注意をはらってください!
熱湯にも気をつけながら 入れましょう。[exclamation]

しばらく放置して 蒸気が落ち着いたら 
苛性ソーダのザラザラがなくなるまでかき混ぜます(5-10分)


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反応熱で かなり長い時間熱くなります。
あとは 気がついた時に ぐるぐる~~っと混ぜるだけです。
いままでひたすらグルグルしてた私にはショーゲキでした。
ええのこんな簡単で [たらーっ(汗)]


石鹸の元が 少し冷えてきたら 2回目の熱湯3リットルを投入
私が作ったときは 午前11時に作りはじめて
午後8-9時ごろに少し熱がさめてきた & ちょっと固まってきたので
2度目のお湯を投入しました。
(しゃばしゃばしててまだ熱があるような場合は翌朝まで放置でもOK)

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思い出した時に かき混ぜつつ
2度目の熱が冷めた頃 3度目の3リットルの熱湯を入れます。

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めいききさんのメモでは 5度まで 熱湯を入れてもOKとのことでしたが
今回のレシピの場合は 3度入れたところで お味噌くらいの堅さになったので
それ以上入れるのはやめましたが もっとトロトロでOKなら
あと2回くらいお湯を入れましょう。(1リットルずつとか加減しながらでもOK)
最大の熱湯量は 3リットルx5回で 15リットルとなります。


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その後2週間放置して熟成[手(チョキ)]

コールドプロセスというやり方だと 
1ヶ月は風通しのよいところで熟成(直射日光は厳禁)なんですが 
このホットプロセス?では2週間でOK![ひらめき]
作り方も超アバウトなんですが ちゃんと泡立ち石鹸になります。

(2011/2/1追記:2週間で使えますと初回記きましたが やはりコールドプロセスと同じく
最低1ヶ月は熟成させほうがやさしい石鹸になるようです、2-3ヶ月たった頃には
もっとよい使い心地になっており 泡立ち、泡切れともに更によくなっています)


なにより固形石鹸ではないので 使う前にスプーンですくって容器に移し
少量のぬるま湯を加えてわ~っと泡をたてて使えるので使い勝手もいいし
もう言うことないっす状態(笑)
ココナツオイルは日本で買うとけっこうよいお値段ですが
当地では普段の料理用のもので 1リットルRp12.000~16.000(約120-150円くらい)
これで使い心地がよくなるんなら入れるっきゃないでしょ。

手洗いの洗濯用にも使えそうです。
洗濯機にもさっそく 泡だて器で泡をいっぱいたてて投入してみたんですが
う~ん 水の温度が冷たいのか?泡はすぐに消えてしまったのです。
泡がないと洗えませんから、、、これはダメですね。


普通の作り方だと このオイル何グラム~なんて
デジタル計りで0.1の単位まで正確にはかるのがセオリーなんですが
この簡単なレシピは もし地元の主婦に教える場合にも
計りは使わないので(苛性ソーダも1回で使いきり)
誰でも簡単にできる!というところがいいなぁと思ったのでした。
(それだけに苛性ソーダの危険性は強調しておかないとあきませんが)


今回 めいききさんに出会えて 長年(?2年程度で、ぷっ)の悩みが
いっぺんに払拭されて かなりご機嫌~[るんるん][るんるん]
めいききさん 懇切丁寧にいろいろご指導いただきまして
本当にありがとうございました![ぴかぴか(新しい)]


引き寄せの法則 きたきた~[手(チョキ)]


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