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末娘の誕生日 [イスラムのこと]

昨日22日は末娘の1歳の誕生日、
パーティは1日ずれて 本日わりと近所に住む オットの姉夫婦や
オットのスタッフなどがお祝いに来てくれました。

お誕生日の歌をみんなで歌ったあとは 誕生日のケーキのロウソクの火を消し
というのは 当地でも お決まりのパターン。

みんながそろったのは 夜7時過ぎ、
イスラムの場合 1日5回のお祈りタイムがあり
お祈りの時間はおおよそ 4:30、12:30、3:30、6:30、7:30 で
人が集まる場合はこの各お祈りのあと、という事がほとんどです。
ロウソク消したあとは お食事タイムに突入しましたが、途中で
「あっ!一番大事なお祈りを忘れた~~」ということに気がついた。。。

 

一同 お腹がだいたいおちついたあと さぁ~、と皆でお祈り
まずは 「誕生日の末娘が健康ですごせますように」
「末娘のパパとママとおねえちゃん達が息災でありますように」
「日本のジジババとその親戚が息災でありますよに」
「天国にいるインドネシアのジジババも幸せでありますように」
(イスラムでは生前イスラムを全うした者は死後必ず天国に行くと信じられています、
天国の生活は永遠に続くと考えられ 輪廻転生の考えはありません)
「そして 私たち親戚もみんな息災であるように」
「この世の中が平和でありますように!」アミン!
↑この文句はインドネシア語で そのあとのお祈りの言葉はアルクルアーン(コーラン)
が都度1回1回唱和されます。

非イスラム圏以外では テロリストの代名詞みたいな イスラム教ですが
私が普段生活している中でのイスラムはこんな風に本当にフツーです。
日本のように宗教は「個人的なもの」の風潮が当たり前だと 
まずお誕生日に「宗教的なお祈り」なんてありえませんが
こっちは コミュニティは共通の宗教の当地では とても普通の事。
子供もこういう行事ごとの中で自然とイスラムを勉強していきます。

ローソク吹き消して 食べるだけで終わるはずだった誕生日も
このお祈りタイムのおかげで とても意義のあるものになった感じがしました。

実は私はこういうお祈りにはほとんど参加できず(苦笑)
手をかざして目をつぶってるだけなんですけどね。。。。

異国の地でこうして のびのびと日々暮らしていけるのは
やはりオットの優しい家族のおかげ(もちろん頼りになるオットも)だと
改めて思い知った誕生会でした、皆さん本当にありがとう!


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