SSブログ

見過ごせない事件 [石鹸・アロマ]

新聞の記事より

もう20年以上前の事だと思いますが ベトナム戦争当時
アメリカ軍が撒いた「枯葉剤」妊婦から
沢山の奇形児が生まれてしまいました。
ベトちゃん ドクちゃんの名前で覚えてる方も多いのでは?
彼らの場合は2つの頭に体がひとつ 分離手術が成功
元気なドク君が日本に義足を作りに来ましたってニュース
今でも鮮明に覚えています。

その奇形の赤ちゃんが このインドネシアで今年になって
なんと4組も生まれてしまうというニュースがここのところ新聞のトップを賑わせています。

最初は8月8日西ジャカルタ(8/22に死亡)
この子たちは 頭が2つ 体は1つ(手足ともに2つ)
2度目は 9月1日(現在も生存)
体は普通に2名分だけど向かい合わせの形でお腹の部分がくっついている
3度目は 10月5日(10/7死亡)バリ
頭が2つ 体は1つ 手が3つだけど 手のひらが4つ 足が3つ
4度目 10月21日 (現在も生存・写真の子たち)
この子たちも2つの体がお腹でくっついた状態

うちには 賑やかな盛りの3人娘がいますが
こういうニュースを見ると せっかく生まれてきたのに
なんでこんな宿命を負ってこなきゃダメなの?と
本当に切ない気持ちになりますね。

この時点ではいったい原因は何????と思っていましたが
ベト・ドクちゃんの事を調べるのに ググって見ると・・・・

ベトちゃん・ドクちゃん(本名:グェン・ベト、グェン・ドク、1981年2月25日)とは、
ベトナムで下半身がつながって産まれてきたシャムツインズ(結合双生児)
と呼ばれる奇形の双子の兄弟である。

1988年10月4日に分離手術が行われ、現在も生存中である。

奇形の原因は枯葉剤中のダイオキシンと言われている。

ベトナム戦争においてアメリカ軍は北爆を行ったが、
その際ベトコンのゲリラ戦略に対抗する為に枯葉剤を使用した。
この枯葉剤には副産物としてジベンゾ-パラ-ダイオキシン類が含まれていた。
その異性体の一種である、2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-パラ-ダイオキシンは、
ダイオキシン類で唯一発ガン性が確認されている。

ベトナムにおいてはベトナム戦争以後、
他にも彼らに似たシャムツインズの発症例が多数存在する。
しかしベトナム戦争を肯定する勢力は、枯葉剤及びダイオキシンと
障害の因果関係を否定し続けている
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

もちろん環境問題(農薬)含め 食品関係(もしかして インドミーの食べすぎ?・苦笑)
と考えていましたが 枯葉剤の中身がダイオキシンだとは 今日初めて知りました!
私の中ではかなりのショーゲキです。。。。
今回の一連の奇形児の原因はまだはっきりと発表されていませんが
このダイオキシンなども関係ありそうな気がします。

日本では「低温度でゴミを燃やすと 高濃度のダイオキシンが出る」という事は
すっかり知られた事実だけど ごみ焼却場さえないインドネシアでは
「ダイオキシン」のダの字さえ知らないのが事実なのです。。。。

ジャワの都市のジャカルタやバンドゥンなどでは ゴミの処理場がなく
広大な空き地にゴミを山盛りにしてあり 先日はそのゴミ捨て場に
ペットボトルなどのリサイクル品を取りに来た若者が 崩れてきた大量のゴミに
押しつぶされて亡くなるというヒサンな事件も起こっていて
早急なゴミの処理場の対応などが迫られているのですが
使わなくてはいけない国のお金さえ 役人達にポッポナイナイされてしまう
とほほなインドネシア、、、、ただでさえ莫大なお金のかかるゴミ処理場など
未来永劫できるわけがないだろうな~~~(アキラメの境地)。

こんなかわいそうな事件がこれ以上増え
それがゴミ処理などで発生するこれらの物質が原因だと解明されれば
政府も思い腰を上げざるえを得ないかもしれません(ひそかに強く期待)
しかし 大きな政府より 小さな村で ゴミの分別や公害の出ない処理方法
(それがEM!?)を 奥さん連中に広めることが急務かもしれないと
思うのでした。

私の始めたEM暦はすでに半年以上が経過しましたが とりあえず現在は
生ゴミ処理にEMを使うという 地道な事をコツコツやっています。
ウジをわかせてしまったり(うぇっ!)失敗を繰り返しながらも
だんだんコツがつかめてきたという状況、、、、

人間自らが出してしまった この途方もないゴミで自らが滅亡する事がないように


nice!(0)  コメント(5) 
共通テーマ:地域

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。