トゥガナンのダブルイカット やっと手に入れました。 [バリ]
11月の終わりに行ったバリでは ひさしぶりに東部に行ってきました。
目的は石鹸(またかと言われそうですが・笑)
あとは時間があれば アタ製品を見にトゥガナンまで行こうと思ったら
案外時間があり 行く事ができました。
が 買ったのはアタではなく トゥガナンでもうひとつ有名なもの
絣の布 ダブルイカット 別の名は グリンシンです。
普通 一般的な絣って たて側の糸を染める際に模様が出るようにしますが
このトゥガナンのグリンシンは縦糸も横糸も模様をつける
とっても高度な織物だそうで・・・=お値段も当然高いで
欲しいけど~ちょっと高いなぁ~で 今の今まで手が出ませんでした。
でも今回成り行きで買うことになって(しまった?)
今我が家の壁にかかっています。
布をもっと拡大すると・・・・
タテ ヨコ それぞれ 糸の色が途中で白からコゲ茶に変わってるの分かります?
これがダブルイカットです。
できあがったものを見たら ちゃんと模様になってるんですけど
織るときにこの模様をあわせながら織るのって どう考えても大変じゃないですか?
今回この布はお店じゃなくて ある御宅で買ったものなんですが
途中 別の家の軒先で織っているところを見学させていただきました。
2つの布を交互に織っているようでしたが この時織ってたほうは
まだ本当に織り始めのところでした まだ模様も入っていない部分でしたが
水牛の角を加工して作ったという先のとがった道具を使って ひとめづつ
きっちり目をつめていました、、、ホンマに根気のいる作業ですね。。。
こっちはロンボク産のイカット とても気に入ってる柄でサロンにしました。
これをぐぐっと拡大すると 横糸は全部同じ色だって事がわかりますよね
とても細かい織り目です、これも手織りだし もちろん織る作業は大変だけど
お値段は そう思えばダブルイカットの何十分の一(しかもメーター売り)
なんだかお気の毒な気もしてきます。
これも以前ロンボクの機織工場見ましたが 見ると値切れなくなっちゃうね
絣って 織ったあとに模様が出るように 糸をしばって 染め作業
しばったところだけ色がついてないという理屈なんだけど
なんでそうするとあんな模様ができるのか? それが不思議です。
(単純な模様の繰り返しならわかるけど、、、そうじゃないものもあるし)
これ考えた人って ホンマすごいなぁ~と思います。
今回買ったダブルイカット(グリンシン) けっこう色々 ネタ満載で・・・
次回はそのお話・・・やっぱりバリ 色々あるで!
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