トゥガナン村での話 その2 まさかの? [バリ]
これはかなり大きな布で模様がさらに細かいもの
とても手はでないけど目の保養になしました。
とりあえず 自分のために輪っかをカットしたグリンシン
1枚持つだけで ミラクルパワーを得たようなもん
メイン通りの土産もの屋で売ってるものだと
ただ買っておしまいだったので よかったね~なんて言ってました。
ただ ここにいたるまで ここに私達を連れてきた人物
いろいろ???な発言が・・・
たとえば 彼の年齢は私と同じ 40台半ばだと言う
インドネシア人ってふけて見える人が多いので そういう意味では
そんな年には見えなかった(30台半ばくらいか?)のですが
びっくりするのが バリアンである父親の年齢
110歳だか そんな事を言っていて 一同びっくり。
そのお父さんに会うと ご本人は90歳だよと言う ????
まぁ 90歳なら45歳の時の子供なので ありえない事もないけど
90歳という割りには 見た目は70歳いってないくらいです。
自分はロンボクのギリ・トラワンガンのダイブショップで仕事してた
日本人のヨメもイントラだったというが さすがにうちもサービスしてるので
5年前に日本人のイントラがいたなんて話は聞いたことなし
最後にもう一度 「アナタは何の仕事してたの?ダイブガイド?」と聞いたら
「いやいや 事務スタッフだよ~」と言う ????
実はトゥガナンのメインの通りは バリアガの人は住んでない
全部土産物屋をしたい人にレンタルしてる。(これはホンマかも)
奥にあるエリアは バリアガの居住地なので 本来よその人は入れない
自分は日本人と外のバリ人(日本人のヨメとの間に子供がなかったので
別にヨメをもらった)と結婚してしまったんだけど 本当は村に帰りたい
2番目のヨメには男の子がいるので この子が大きくなったら
村に帰る事ができる (よその血がまじったら永久に戻れないのでは?)
何より グリンシン 誕生月にあったものがあるという事だったけど
基本的にこちらの暦は太陰暦 1-12月というのは太陽暦なので
太陰暦で暮らす村人がなんで 太陽暦使うのかな~???
とか いろいろ つっこみドコロはあったんですが
それも 彼の巧みな会話で うやむやにされていた、、、というより
魔法にかかったような感じでした。(マジックかけてるんだと思います)
で、 翌日にお願いしてた 13年来のお友達のドライバーさんに
(トゥガナンに行った日は他に先約があり 別の人が来たのでした)
昨日あったことを話すると・・・
「え!?それはもしかして有名な詐欺師かもしれないよ」
昨日撮った写真を見せると
「あ!そうこいつ マディでしょ 有名人だよ~」
「こいつにひどい目にあわされた人いっぱいいるよ」
げぇぇぇぇぇ~~うそ~~~
グリンシンの値段も (ちょっとですが)この幅にすると高いかな?
でもこれシングルイカットじゃないの???ボクよく分からんけど。
ダブルイカットっぽい シングルイカットよくあるよ~
ぐへ~~~~!!
このシングルイカットギワクは先日 布の拡大写真をお見せしたとおり
しっかり糸はタテヨコ染め分けしてたんで マガイモノではなかったけど。
いきなり朝からそんな事言われて 頭がパニックになって
正常な判断がまったくできなくなってました。
この時点ではお友達3名はいなかったので 事実を知らず。
このまま私が墓まで持っていこう だまっておこうと思っていました。
しかし1日中頭にきて ホンマに気分が悪かったなぁ
が、帰国した皆さん 実はしっかり調べたらしく^^;
帰ってから色々やりとりをしてて 私もあらためて 今回の話を考えてみましたが
結果 だまされたわけではなかった。
イカットはちゃんとダブルイカットだったし 値段も納得して買ったから。
なにより 手に入れたイカットはとても気に入ってる(4人とも)
ということで完結しました。
そんな有名な詐欺師だったら そんな人に会ったのもけっこうすごいかも(笑
どこまでもプラス思考の人達なんです。
その後 別のウブド在住のお友達(日本人)に
「昨日のブログ拝見しましたけど グリンシンは草木染なのでカベにかけとくと
あっと言う間に退色しちゃいますよ~」とアドバイスいただいた際
この話をしたら 「それマデ エディですね~え~まだいたんですか?」
彼女もしっかりご存知でした。ご本人にも会ってますが被害にはあってないそうです。
そういや 昔私もそんなヤツがいるとかって ウェッブで見たことあるような?
ということで マデ エディなる人物 10数年前はジゴロとしてウブドや
チャンディダサ界隈で一世を風靡していたそうな
(え!あの顔で、と言っては失礼だけど、、そんな顔です。)
泣かされた女性は数知れず?みぐるみはがれるんだそうな・・・
他にも本当の詐欺事件などを起こしているそうで 騙されて怒った日本人が
マディの車をボコボコにした事もあったそうな どんな悪者やねん。
しかし 今回ピカピカのCR-Vに乗ってたんで またどこかで調達したのか?
さすがに オッサンになってしまった今 ジゴロ稼業はやってなさそうですが
ドライバーの友人によると 今でもたまにウブドで見かける事があるので
私のようなカモを物色して いるんだと思います。
父親の年齢はウソだとおもいますが バリアン(呪術師)だと言うのは本当(らしい)
日本人 スピ系の話が好きな人が多いので バリアンにあって
グリンシンを そういう儀式をへて手に入れたい、と思う方はよいと思いますが
(ええんか??笑) まぁ それだけで済まない事も多々あるような話もあるので
なるべく係わり合いにならないほうがよいかも。
今回のメンバーは レイキつながりで 皆スピ系の話が普通にできる人で
(私以外は師範 と レイキの段階も上の方ばかりでした)
せっかっくのバリ(2度目です)なので ホンマもんのマンクーやバリアンに
会えたらステキやな~と思っていたんです。
ここが 今回の私の「スキマ」だったんじゃないかと思います。
帰ったあとに反省したのは ロンボクでもこういう人に会うためには
何日も前から予約をして 行った当日も辛抱強く待つのが普通
そういう「ホンマモン」な人に 観光の日程の都合のよい時間にぱっと会う
なんてのがそもそもオコガマシイ話
それ以前に スピ系の目に見えないもんに 足つっこむな~と言われたような
反省せぇよ~~という 私の後ろの人からのメッセージかもな~と思った次第。
(今回あったバリアンがニセモノというワケではないですが)
おかげで グリンシンは買いっぱなしにせず ネットで色々調べたので
色々知ることができたのは 収穫だったでしょうか(苦笑)
なにはともあれ 縁があって 私の元に来てくれたグリンシン
誰かが 一目一目織ってくれたものだと思うと大切にしよ~と思いました。
ただ 友人のアドバイスの通り 壁にかけるのはやめました。
朝起きたら 真っ白の布になってた、、だったらシャレになりません。
という事で まだまだ色々話題の豊富なバリ島なのでした。
トゥガナン村の村長 バリアンの息子の マディさん
次回はどこで会えるかしら うひひ
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トゥガナン村での話 その1 [バリ]
前回話が飛んでしまった バリの布 グリンシン
13年前に初めてトゥガナンに来た時 グリンシンを見て
スバラシイ!欲しい~と思ったんだけど なぜか手が出ませんでした。
当時のファーストプライスがたしか US$150
値切れば US$70~80位で買えたかもしれません。
だけど 当時は今よりうんと円安だった、、、はず。
(検索で調べたら 1ドル 118~140円!とあります すごいね)
& アジア通貨危機でルピアの価値が1/5になった時代だったので
なんでも驚くほど安かったのに(ビンタンビール 店で飲んで50円
ケンタッキーのコンボが100円って感じ、、、いい時代だったなぁ)
観光地はドル表示で割高に感じたからかなぁ?よくわかりません。
でもいつか欲しい布のひとつではありました。
で、先日の13年ぶりのトゥガナン。
5年前にここまで来てますが 仕入れの友人に付き合っての再訪は
村の中には入ることなく 入口にあるアタの店だけだったんです。
なので実質村の中に入るのは13年ぶりでした。
13年前 当時も村の中には店があったし
古いアンティークのガムランを買い求めたりしましたが
ここまで観光化はされてなかったんじゃないか?
と言うくらい メインの通りは土産ものを売る店になっててびっくり
どこがバリアガの伝統を守ってる村やねんって つっこんだろか~
、、、って思うくらいです。
そこをブラブラしてる時に ある男性に声をかけられて
今回 我が家に来たグリンシンを買うことになったんです。
最初は自分は 手相が見れるというのから始まったんですが
そのうち この村の村長でバリアンの父に会いませんか?
ということで この人の実家にいくことに・・・・
今自分はこの村には住んでなくて 今日はたまたま 奥さんが調子が悪いので
お父さんに頼んで水を手にいれようと 帰ってきたとこだったらしい。
私が ロンボクで 原因不明の不調に悩まされた時
ロンボクで有名なオランピンタールのところに行った時も
(バリで言うところのマンクー、バリアン)
必ずアクアボトルを持参して パワー?を入れてもらって持ち帰ってました。
オランピンタールのお話しは こちら
家についてしばらく家族みんなで 談笑そしてると・・・
ご近所さんらしい オジサンが洗面器にいっぱいの米
そして上に お札をはさんで やっぱり水の入ったボトルを持参
ロンボクの場合は フタをあけて 息をふ~~っと吹きかけてましたが
こちらのバリアン 元村長と言う方は ゴニョゴニョ マントラをとなえてます。
まぁ 宗教は違えど 同じような事するんだな~と感心してみていました。
あとは自分の1番目のヨメだという 日本人のヨメの写真を見せてもらったり
(この方 日本語がとても上手でした 町だと相手にしないんだけど)
グリンシンの話を聞くうち ホンマモンのグリンシン見る?という話になって
弟らを走らせて お寺から持ってきたという布を広げだしました。
こういうシチュエーション、、わかります?
寺におかれてる布は 織り機からはずされた 輪っかのままです。
解説聞くと グリンシンのパワーは この輪を切って初めて持ち主に流れ込む
ということらしい・・・ふ~んなるほど へ~~とうなづくニッポンジン4名
で、布にはそれぞれ誕生月に決まったものがあるとか・・・
で、 特別にこの布 もしあなたの誕生月にあうものがあれば譲りますよ~
という話になり、、、
まぁ この流れは家に連れていかれたときに予想はしてました。
で、お値段を聞いたら 13年前に聞いた値段より さすがに高く・・・
(この13年物価は上がり続ける事はあっても下がる事はない)
なるほどな~まぁインフレやし 上がるわなぁ値段も・・・
しかしそれにしても高いな~ これ買ったらすってんてんやなぁ
やっぱりあかんわ~そんなんムリムリ 贅沢は敵だ!
と 心の中で戦う自分。
周りの3名様はせっかくここまで来たしねぇ
と思ったか思わなかったかは???ですが
みなさま しっかり日本で仕事をしてて それなりに余裕のある世代
私は残念ながら 子供3人かかえて 余裕なし主婦
で、目の前に 10枚ほどの布が並べられたんですけど
昔から いつか欲しいと思ってただけあって う~んやっぱりステキ
でもやっぱりッスッテンテンは困るので 悩んだあげく
この中でぱっと見て気に入った布が1枚あったので
「もしこれが 私の誕生月の布やったら 買うことにしよう~」
と決めたのでした。(これ声には出さず 自分の心で決めたこと)
8-10枚くらい 並べられた布、当る確率の方が少ない はずでした。
が、、、
「アナタの誕生日 何月?」
「あ、12月」
妹に 「12月の布はどれ?」 と聞くと 彼女が指を指したのが
な、、なんと その 自分が気に入ったその布だったんです。
ありえんやろ~ ウムム 決めたんだから買うしかないか。
さすがにカンネンしましたが すってんてんにならないように
ちょっとまけてもらいましたけど、、、
という経緯で 念願のグリンシンを 買ってしまったワケで
自分の首にかけてもらった輪っかのままのグリンンに
バリアンのお父さんがマントラを唱えてから 妹さんにはさみで
この輪をちょっきん、と 切っていただいたのでした。
グリンシンというのは魔よけになるし 開運になるよ~
これを入口かけておくと 悪い人は入ってこれない。
病気になったときは このカットした糸を水にひたして
その水を飲むとよいとか、、、まぁ色々教えてくれました。
そしたら安い買物やん(笑)
村にいた水牛くん
まだまだ 続く
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13年前に初めてトゥガナンに来た時 グリンシンを見て
スバラシイ!欲しい~と思ったんだけど なぜか手が出ませんでした。
当時のファーストプライスがたしか US$150
値切れば US$70~80位で買えたかもしれません。
だけど 当時は今よりうんと円安だった、、、はず。
(検索で調べたら 1ドル 118~140円!とあります すごいね)
& アジア通貨危機でルピアの価値が1/5になった時代だったので
なんでも驚くほど安かったのに(ビンタンビール 店で飲んで50円
ケンタッキーのコンボが100円って感じ、、、いい時代だったなぁ)
観光地はドル表示で割高に感じたからかなぁ?よくわかりません。
でもいつか欲しい布のひとつではありました。
で、先日の13年ぶりのトゥガナン。
5年前にここまで来てますが 仕入れの友人に付き合っての再訪は
村の中には入ることなく 入口にあるアタの店だけだったんです。
なので実質村の中に入るのは13年ぶりでした。
13年前 当時も村の中には店があったし
古いアンティークのガムランを買い求めたりしましたが
ここまで観光化はされてなかったんじゃないか?
と言うくらい メインの通りは土産ものを売る店になっててびっくり
どこがバリアガの伝統を守ってる村やねんって つっこんだろか~
、、、って思うくらいです。
そこをブラブラしてる時に ある男性に声をかけられて
今回 我が家に来たグリンシンを買うことになったんです。
最初は自分は 手相が見れるというのから始まったんですが
そのうち この村の村長でバリアンの父に会いませんか?
ということで この人の実家にいくことに・・・・
今自分はこの村には住んでなくて 今日はたまたま 奥さんが調子が悪いので
お父さんに頼んで水を手にいれようと 帰ってきたとこだったらしい。
私が ロンボクで 原因不明の不調に悩まされた時
ロンボクで有名なオランピンタールのところに行った時も
(バリで言うところのマンクー、バリアン)
必ずアクアボトルを持参して パワー?を入れてもらって持ち帰ってました。
オランピンタールのお話しは こちら
家についてしばらく家族みんなで 談笑そしてると・・・
ご近所さんらしい オジサンが洗面器にいっぱいの米
そして上に お札をはさんで やっぱり水の入ったボトルを持参
ロンボクの場合は フタをあけて 息をふ~~っと吹きかけてましたが
こちらのバリアン 元村長と言う方は ゴニョゴニョ マントラをとなえてます。
まぁ 宗教は違えど 同じような事するんだな~と感心してみていました。
あとは自分の1番目のヨメだという 日本人のヨメの写真を見せてもらったり
(この方 日本語がとても上手でした 町だと相手にしないんだけど)
グリンシンの話を聞くうち ホンマモンのグリンシン見る?という話になって
弟らを走らせて お寺から持ってきたという布を広げだしました。
こういうシチュエーション、、わかります?
寺におかれてる布は 織り機からはずされた 輪っかのままです。
解説聞くと グリンシンのパワーは この輪を切って初めて持ち主に流れ込む
ということらしい・・・ふ~んなるほど へ~~とうなづくニッポンジン4名
で、布にはそれぞれ誕生月に決まったものがあるとか・・・
で、 特別にこの布 もしあなたの誕生月にあうものがあれば譲りますよ~
という話になり、、、
まぁ この流れは家に連れていかれたときに予想はしてました。
で、お値段を聞いたら 13年前に聞いた値段より さすがに高く・・・
(この13年物価は上がり続ける事はあっても下がる事はない)
なるほどな~まぁインフレやし 上がるわなぁ値段も・・・
しかしそれにしても高いな~ これ買ったらすってんてんやなぁ
やっぱりあかんわ~そんなんムリムリ 贅沢は敵だ!
と 心の中で戦う自分。
周りの3名様はせっかくここまで来たしねぇ
と思ったか思わなかったかは???ですが
みなさま しっかり日本で仕事をしてて それなりに余裕のある世代
私は残念ながら 子供3人かかえて 余裕なし主婦
で、目の前に 10枚ほどの布が並べられたんですけど
昔から いつか欲しいと思ってただけあって う~んやっぱりステキ
でもやっぱりッスッテンテンは困るので 悩んだあげく
この中でぱっと見て気に入った布が1枚あったので
「もしこれが 私の誕生月の布やったら 買うことにしよう~」
と決めたのでした。(これ声には出さず 自分の心で決めたこと)
8-10枚くらい 並べられた布、当る確率の方が少ない はずでした。
が、、、
「アナタの誕生日 何月?」
「あ、12月」
妹に 「12月の布はどれ?」 と聞くと 彼女が指を指したのが
な、、なんと その 自分が気に入ったその布だったんです。
ありえんやろ~ ウムム 決めたんだから買うしかないか。
さすがにカンネンしましたが すってんてんにならないように
ちょっとまけてもらいましたけど、、、
という経緯で 念願のグリンシンを 買ってしまったワケで
自分の首にかけてもらった輪っかのままのグリンンに
バリアンのお父さんがマントラを唱えてから 妹さんにはさみで
この輪をちょっきん、と 切っていただいたのでした。
グリンシンというのは魔よけになるし 開運になるよ~
これを入口かけておくと 悪い人は入ってこれない。
病気になったときは このカットした糸を水にひたして
その水を飲むとよいとか、、、まぁ色々教えてくれました。
そしたら安い買物やん(笑)
村にいた水牛くん
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