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出迎えの人たち  [ロンボク]

島暮らしなので 自分が乗ったり お客さんや友人を迎えに行ったりで
空港に行く機会はけっこう多く 最近は空港で働くポーターの兄ちゃん達や
空港出口にあるホテルカウンターのお兄ちゃん、お姉さんなどと
顔見知りになってしまいました^^(だから どうこうて話はないんだけど・笑)

で その空港の出口では 私のような出迎えの人間がいつも沢山います。
だいたいがエージェントのお客さんのお出迎えと 知人友人家族のお出迎えですが
観光で遊びに来た人を迎えるのは お客さん1-2名に せいぜい2.3人。

が、、、時たま 「これでもか!」って人数の人間がゲート前で
押し合いへし合いながら待ってる時があります。
(だいたいGTはこの手のお迎えがなぜか多い)
ひどい時は出口がこの出迎えの人間でふさがっていて  
「私 出れないんですけど~!」と叫びそうになりそうな時があったり、、(苦笑)
いったいこの人たちは何者??っていうと

ロンボクは島に収入を得られる仕事があまりないので 
外国への出稼ぎ労働者がかなりの数います。
隣国マレーシアなどは 男女問わずけっこうな人が出稼ぎに行ってますが
女性はお手伝いさんとして シンガポール、香港 はてははるかアラブまで
働きに行ってるそうで この出稼ぎの稼ぎで 村の家族まるごと養ってます!
って人も少なくないらしい。。。。

ちなみに日本へも 工場などに「研修生」の名目で 「2-3年働いてました。」
という人にけっこう声をかけられます。(長野県とかが多かったような)
日本まで行く人はそれなりに 条件があり選抜も厳しいようですが 
行けば毎月15-20万円くらいのお金が入ってくるというので 
一部の若者の間では 一種の アメリカンドリームならぬ ジャパンドリーム。
(辛抱してお金を持って帰ってきたら 家の1件もポン!と建つんですから)

で、この通路をふさぐほどのお迎えは たいていこういった 
外国で働いていた家族を迎えに来るためのようです 
多分1人迎えに行くのに 10-20人以上の人がお出迎え~~~
ヘタすると村丸ごとで熱烈歓迎なんて事ありそう(笑)

みんな普段飛行機に乗るような生活をしていない人がほとんどですから
空港まで行くのは 一種の「大イベント!」 その場の空気は毎回の事ですが
ドキドキ、ワクワク、まだかな~~~、ソワソワ、ザワザワ こんなカンジです^^; 
村のオバちゃんも もう家にある一番ハデな服着てきたわよっ!だけど
上下の色が全然コーディネイトされてなかったり (はっきり言ってダサイ・笑)
でも 久しぶりに帰って来る わが子(家族)に会える嬉しいオーラいっぱいの
到着ゲートのお話でした。 

どーでもええけど 通路は空けてくださいな。(苦笑)


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