ウダヤナ通りで思ったこと [ロンボク]
ロンボクの空港からマタラムに向かう一番のメイン道路
JL Udayana (ウダヤナ通り)
数年前に道の両脇が寸百メーターにわたって整備され
植林をして 市民の憩いの場所として提供されています。
両脇には いつの間にかスケートボードの遊び場
(コンクリ固めてジャンプ台作ってる!)
屋台が軒を連ねたところが数箇所、
出店していたのは 当初はごくごくわずかだったのに
ウワサがウワサを呼んだのか?最近は週末ともなると
朝から~夕方まで 市民で賑わうんですよ。
私が通った夕暮れ時は 日も傾き暑さもやわらぐので
ジョギングやサイクリングをする人がワンサカ。
この近所に家ってそれほどないはずなので
わざわざここまで来て走ってるって事なんでしょう。
歩行者天国でもないんだけどな~。
この頃はまだ店は夕方の開店にむけて準備中
金曜日の夕方 「花金」(死語?)はきっとお客がいっぱいの予感。
ジョギングあとに みんな喉が渇いた~と ビールじゃなくって
テ・ボトル(瓶入りの激甘紅茶)をぐび~~っと一本か(笑)
そして サテ(鳥、牛、ヤギなどの肉の串焼き)食べて
しゃべって また食べて~しゃべって しゃべって(笑)
すでに地べたに敷かれたゴザに車座に座って
なにやら熱心におしゃべりする オヤジたちの姿もあり。
何も高級な店に行かなくても 海が見えなくても
お金がなくたって 気の合う友人と友達と一緒に語り合えれば
それは自分にとって素敵な時間になるのでしょう
しかしどの店も同じ 地べたにマット+座卓・・・
座りやすいイスの席とか作ってとか 他人と違う事をする
という発想がどうも薄い気がするんですよねぇ
もしや出る杭は打たれるのか?
いやそこが流行ったら きっと皆マネするはず
その手があったんか~~~みたいな。
こんな事を書きたくなったのは 一昨日の大阪の
無差別放火事件を知ったから。
こういう人の共通点って ズバリ友達いてへんでしょ?
(なんか目が取り憑かれた人みたいでした コワイ)
でもって 自分の境遇を人のせいにする、、。
インドネシアでも友達作るのが苦手な人はいるだろうけど
こういう「誰でもよかった」的な事件というのはないです。
それは友達を作るのが苦手でも(こういう人少ないと思いますが)
家族は大切にするお国柄 仕事がなくてもカネがなくても
「そしたら実家に帰ればなんとかなるさ~」これだしね(笑)
そして家族側も しゃーないなぁ~~と思いながらも
きっと仕事のない息子に 「アヨ マカン!」とか言いながら
ご飯食べさせてくれるんでしょう。(どんなビンボーな家庭でも
インドミーとか作って、、、みたいなんを想像・笑)
インドネシアが好きになる人って きっと景色とかだけじゃなく
こういうインドネシア人の懐の広さとかそういうところも
感じてるからなんでしょうね。(私も好きです)
私も「家族は大事にしないとダメ!用事なくても 元気?とか電話してや」
と結婚当初から オットに 耳にタコほど よく言われているんでした。
なかなかできないのが悩みなんですけどね~
世間話できるほど インドネシア語できませんから(単語知らないの多し)
うるさ~いと思う事もあるけど アドバイスくれるオットには感謝
日本は経済発展ばかりに目を奪われ 家族、ご近所の絆が薄くなったところに
この長い不況、、どよ~ん しかも少子高齢化で今以上に発展するのは難しい
となったら どないする?と 価値観や生き方を社会で変えていかないと
これからも定期的にこういう「ワケわからん」悲惨な事件は続いていくのでしょう。
インドネシアも遅かれ早かれ 日本のような状況になっていく部分もあるけど
(バリで強盗などが増えているのは やはり金第一主義になってきてるからだと感じます)
先進国の悪いところ(経済優先のツケ)をしっかり見て
まだ残ってるインドネシアの「よいところ」は
決して変わらないようにしてほしいと思います。
世間話のできない私は ご近所さんとも目 があったら
とりあえず「笑顔で挨拶」が基本です。スマ~イル
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タグ:ロンボク島