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こわ~いブラックマジックの話 [インドネシア]

赤道に近いほど磁場が強くなり スピリチュアルなものが
住みやすいとか住みやすくないとか?

東南アジアでは 「心霊療法」とかで メスもなく患部の悪いところを
つかんで引きずり出す映像なんかを日本で何度か見たことがあり
「インチキ~~!」と叫んでいたものだったけど
こちらに住んでからは そういうものが「ホンマかも」と思うようになりました。


(絵は本文と全然関係ありませーん!)

うちのお手伝いさんも たま~に 風邪なのかしら?と少し寝込み
薬を飲むのになかなか治らず 4日以上たったりすると
「おうちに帰りたいです~」と半べそかいたりする事があるんですがーーー
以前も もう立ってらえないくらフラフラになり 病院に連れていったものの
医者はこれと言って悪いところはない と言う。。。
もうそうなったら 村のドゥクンと呼ばれる人が煎じた薬を飲むしかないんです。

まさか!と思うけど あら不思議 山の葉っぱや 木の根などを煎じて作る
超ナチュラルな薬であっと言う間に治ったりするんですよね。。。
こういうのはもう口では説明できないのですが 本当なんです。

別のお話ですが
私のオットの父が まだ40代後半の頃 ある日 急に病に倒れてしまいました。
病院に行けど原因は分からず ただ苦しむばかりの父親になすすべがない!
というところで オランピンタール(オットが言うにはドゥクンよりランクが上らしい)
を家に連れてきました、そしてその人はこう告げました。
「間違いなく ブラックマジックがかかっている、家のあのあたりを掘ってみられい」
その言葉を信じて家のあるところを掘って出てきたのは 小さなビンに入った液体と
呪いの言葉が書かれた紙切れだったそうな。
ビンに入っていた液体は残りわずかで その液体がなくなった時に
オットの父は死ぬと書かれていたそうなんです。(こわ~~~)
ギリギリ せ~~ふで 父は一命を取り戻しました。(あっと言う間に治ったそうです)

オランピンタールはそれを埋めた犯人を特定し その人が家に連れてこられました。
実は その犯人は なんと親戚(そんなに近い関係ではなかったそうです)
オットの父には恨みと言うよりは 強い嫉妬(ジェラシー)があったらしく
ブラックマジックをかけたという事でした。

ということで 原因不明の病気などになった場合 けっこうな確率でこの
ブラックマジックにかけられている、、、ということは 今でも珍しくないらしいんです。
あぁ~コワイ!
しかし このブラックマジックは たぶん島内のみ有効 
遠く離れた外国までは効果はないそうで(あったらコワイですよね!)
日本に住んでる人はご安心を・・・

オットの父はお隣のスンバワに住んでいましたが ロンボクはインドネシアの中でも
より強力なブラックマジックをかけるパワーを持ったドゥクンがおるそうな。

しかしオット曰く 「ブラックマジックを信じると かかるから まず信じないこと!」と
けっこう鼻息荒くして 諭されます(そういうアナタが一番信じてるような・笑)

マジックをかけるのには 呪いたい相手の髪の毛などが必要なんだとか。
女性の場合は 女性の日のナプキンの血などがよりかかりやすいということで
使用済みのものをきれいに洗って捨てる人もいるそうです。
ゴミ処理場もなく その辺に捨てられるものですから 
野良マジックにかからないよう用心用心(悪い気がつくって事もありそうですし)
だからもう最近は布を使ってる私です、ゴミも出なくて一石二鳥♪
(さりげなく 環境問題に触れてみました・笑)

すっかり こういう目に見えない世界を自然に感じているこのごろです。
でも霊感は全然ありません、なくてよかった!


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