ジンの話 [インドネシア]
恐い話しついで・・・・・
今日は「ジン」について。
ジンはイスラム教の中で 「人間でも幽霊でもないもの」で
見た目は人間と同じででも普段は人間には見えないもの
(たまに見えることもあるそうな)
とっても理解しにくいけど 実際存在するもの。
そのココロは 邪悪まではいかないけど ちょっと悪く
人間にちょくちょくいたずらをしたりもします。
先日 オットが「サイフがない~ママ知らない?」とやってきました。
でも私は全然知りません、どこかに落としたんじゃないの~?
で、オットはいつも置いていそうな場所を家捜ししたんだけど 出てこない
・・・・・・
こういう場合はたいてい 「ジン」のせいにしちゃいます(笑)
私もとっさに言ったのが 「ジンかなぁ~」
けっきょく 2時間後くらいにそのサイフは出てきたのですが
探していたはずの いつもの場所に普通にのっかっていたそうな。
やっぱり ジン!?
バリ ヒンドゥーには「ジン」という言葉はありませんが 「トユル」と呼ばれ
やっぱりジンのように 悪さをするんだとか。。
バリに住んでいる友人(彼女はヒンドゥー)も
「この間 姪っ子(6ヶ月)が数日夜泣きがひどくて カマンク(ドゥクン)
のとこに連れていったら トユルが悪さして脅かしてるみたいだから
サンガ(家の敷地内にある神様の家)に あれとそれをお供えしなさいって
言われて そのとおりにしたら すぐに夜泣きが止まってん~」
彼女も私と一緒の日本人で バリに住んで7年
当初は私のように 普通の日本人の感覚(非科学的なものは信じない)でしたが
最近は 家族やダンナさんが調子が悪いと 「カマンクに見てもらったら~」
と普通に言うようになっちゃった(笑)らしいです。
このあたりの感覚で 日本に住んでる友人には理解されにくい事が
色んな場面で ポロポロと出てくる 私と友人なのでした。。。。
これは ホント説明のしようがないのですが、、、う~む。